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多くの銀行は、なぜ午後3時に閉まるの?

「多くの銀行の閉店時間は午後3時。スーパーなどに比べると早いと思うのですが、なぜ?」城陽市のTさんの質問に、京都銀行広報部に答えてもらいました。

 

午後3時という時間は、どのようにして決められているのでしょう?

「『銀行法』(昭和56年6月1日法律第59号)の『施行規則第16条』で『1項 銀行の営業時間は、午前9時から午後3時までとする』『2項 前項の営業時間は、営業の都合により延長することができる』と定められてます」
つまり、原則午後3時までの営業ですが、各銀行の判断により延長可能というわけ。京都銀行では、現在、午後5時まで営業の店もあります。

「窓口での現金取り扱いは午後3時までですが、IT化などにより事務効率化が進み、営業にあてられる時間が以前より増えました。そこで、新規口座の申し込み(通帳渡しは後日)や住宅ローンの相談などは、午後5時までじっくり対応させていただいています」

午後3時からは、現金の入念なチェックと、厳しい規定によって定められた手続きを開始。
「当日のお客さまからの依頼内容とコンピューターに入力した内容が一致しているか、現金の過不足がないかといった確認をします。現金は、翌日に必要な額だけを残し、それ以外は本店や現金の足りない支店などに送ります」。│お金をミスなく管理するための時間と、顧客サービス。双方のバランスを考えながら、各銀行が閉店時間を考えているようです。

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