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右京区の児童館が子育てをサポート

子どもが主役となれる児童館。右京区にある14の児童館では、今、乳幼児の子育て支援に力を入れています。全館が一丸となったイベントも、1月19日(水)に開催されますよ。



「ただいまー!」。午後になると、元気な小学生たちが次々に飛び込んできます。ここは、嵯峨児童館。さてみなさん、児童館ってどんな活動をしているか、知っていますか?

「“小学生が利用する場所”と思っている人が多いんですよ」とは、嵯峨児童館の館長・大道美智代さん。「児童館は0歳から18歳の子どもたちの遊び場。だから、高校生も、赤ちゃんを連れたお母さんも大歓迎です」

実際、乳幼児親子を対象に、赤ちゃんも楽しめてお母さんたちもリフレッシュができるような取り組みをしているところが多いそう。「でも、そのような活動を知らず、地域から孤立して子育てをしている人もまだまだいます。右京区の児童館では、私たちの活動を広く知ってもらい、地域の乳幼児子育てをもっとサポートしていきたいと考えているのです」

幅広い年齢の子どもたちがいきいきとした表情を見せる児童館。乳幼児とそのお母さん同士の交流や、地域の高齢者と子どもが触れ合う場にも(写真提供/嵯峨児童館、嵯峨広沢児童館、うたの・ひこばえ児童館)


買い物ついでに“児童館”を知って!


第1回のイベント光景(写真左)。乳幼児親子が楽しめるよう、各児童館の職員がアイデアいっぱいの遊びを紹介します(写真下、別イベントでの様子)。19日の会場では、ゆったり過ごせる“ほっこりスペース”もあるそう

そこで、スタートしたのが、14館合同で開催する乳幼児親子向けのイベント。一昨年に初回が開催され、第2回が今月開催されます。

会場では、各館の職員が手遊びや体操などを披露。参加した親子に楽しんでもらいながら、各館の所在や活動を知ってもらうのがねらいです。「共同で行うことは職員にとってもプラスに」と大道さん。互いのプログラムを教えあう交流や、ベテラン職員が参加者に気さくに声をかける姿に若手が学んだりと、職員の資質向上の機会にもなっているそう。

また、買い物にきた人が、「なにやってるんやろ」と、ふらっと立ち寄ることで児童館のことを知ってもらうため、商業施設を会場に選ぶという工夫も。「児童館には、さまざまな年代の子どもたちや地域の人同士が交流できるという魅力があります。まずはお母さんと赤ちゃんに近くの児童館を利用してもらい、これからも気軽に利用できる地域の子育て支援施設を目指していきたいですね」

イベントは1月19日(水)午前10時30分~正午。会場は京都生協コープさがの別館2階(右京区太秦開日町 ※1階はドラッグストア)。参加は無料(乳幼児親子が対象)。問い合わせは嵯峨児童館=TEL:075(882)1194=へ。

1月19日(水)の イベントを主催する 右京区内の児童館 西京極児童館 太秦児童館 山ノ内児童館
常磐野児童館 嵯峨広沢児童館 梅津北児童館
御室児童館 梅津児童館 安井児童館
嵯峨児童館 葛野児童館 向上社児童館
嵯峨野児童館 うたの・ひこばえ児童館

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