つまみ、のち そば　そばの楽しみ方が広がるお店が続々と

「十割蕎麦」（1000円）には、つゆのほかに塩も運ばれてきます。
ソバの実を衣にした「蕎麦の実牛肉カツ」は1200円（ディナーのみ）

ビルの地下1階、カフェのような空間と、自家製粉の手打ちそばという組み合わせがユニーク。使われているのは信州産のソバ。昆布とカツオで取ったすっきりした風味のつゆにもよく合いますが、3種類の塩で味わえる「アテ蕎麦」（1100円）や赤ジソの粉末をあえた「赤紫蘇蕎麦」（1300円）といったメニューも気になります。さらには、そば生地のピザ（カフェ・ディナータイムのみ）も！　さまざまな食べ方で、そばの可能性が広がります。

カモの風味がそばによく絡む「鴨せいろ」（1400円）と、
つまみを盛り合わせた「酒肴三種盛」（1000円）

店を訪れてまず目に入るのは、入り口の横にある石臼。こちらで福井県産のソバをひき、店主が毎日打っています。ゆでたてのそばからは、香ばしい香りがふんわり！　麺はやや細めで、つゆが絡みやすいのも特徴です。つまみには、「穴子の煮ごごり」（680円）や「かものロースト」（780円）などがスタンバイ。和風の落ち着いたたたずまいの店内でゆっくり、お酒と料理を召し上がれ。

あたたかい「湯葉かけ」（970円）と5種が味わえる
「酒肴の盛り合わせ」（1080円）

キメの細かいものと粗びきのもの、福井県産の2種類のそば粉をブレンド。のど越しがよく、コシが強いそばに仕上げているそう。お酒を飲んだあとのシメに合うようにと、つゆはサバやウルメ、粗削りのカツオなどでとった濃いめのもの。日本酒は40種類以上がそろい、お造りや焼き魚など料理のメニューも豊富。料理もそばも、そしてお酒もいろいろ味わいたい！というときにぴったりです。