ホーム > > 特集:食 > 働く男性のお昼ごはん

働く男性のお昼ごはん

夫や父親、または息子が働いている場合、昼食の時間をともに過ごすことは多くはありませんね。「何を食べているのかな」「どんなふうにランチタイムを過ごしているのかしら」と考えるリビング読者に代わって、突撃リポートをしてきました!

    妻はこんなこと、心配しています

  • 好きなものを食べるのは構わないけれど、晩酌をするので昼はカロリーの低いもので調整をしてほしい
  • 食事の時間が不規則なのが気になります
  • 簡単に済むからと、麺類ばかり食べていそう
  • ちゃんと食べているのか心配

働く男性のランチ事情を調べるため、まずはリビング読者にアンケートを実施しました。
“お弁当派”からは、「夫が病気をして以来、バランスよく食事がとれるお弁当を作っています」「外出するのも面倒というので」といったコメントが。

一方、“外食派”は「外回りが多いので、荷物は少なくしたい」「同僚とのランチに、臨機応変に付き合いたいのだそう」との声が。「おいしいお店を見つけたときは、LINEで写真が送られてくることもある」というほほえましい回答もありましたが、何を食べているかは「詳しくは知らない」という読者が多数いました。

そこで今回の特集では、男性のランチ事情を“一人で”と“仲間と”に分けて紹介します。アンケートに基づく“妻の心配”もチェックしてみて。その心配は的中しているのか、取り越し苦労なのでしょうか。

一人で

デスクワークの合間のリフレッシュ

高崎佑さん

ネット関連の会社で編集の仕事をしている高崎さんは、天気が良ければ週に3、4回は近くの公園で昼休みを過ごします。仕事中は屋内で座りっぱなしのため、公園まで歩くのがちょうど良い気分転換になるとのこと。
朝はしっかり食べるため、昼は軽めに。デパ地下やベーカリー、コンビニエンスストアで調達したパンを1~2個というのが定番です。音楽やラジオを聞きながら15分ほどで食事を終えたら、少し回り道をして散歩をしながら職場に戻るそう。

午後に向けて、しっかりエネルギー補給

NNさん

「同僚と3、4人でということも多いのですが」とNNさん(メーカーの営業担当)。取材日は大阪に出かけていて、戻った時刻が昼を大きくまわっていたので1人でのランチです。
いつもボリュームのあるものを選ぶそうで、この日もミンチカツ定食を注文。「しっかり食べておかないと、午後からもたない」とのこと。
15分ほどで食べ終え、お店を出ようとするNNさん。1人だからゆっくりしないというわけではなく、いつもこのスピードなのだとか。
取材協力/お食事処きらら

たまの外食で、好きなものを堪能

山内史雄さん

山内さんは医療機器を扱う会社の内勤職で、普段は社員食堂で昼食をとっています。定期的にある社外での打ち合わせに出かけるときは、「好きなものを食べられるので、楽しみです」とニッコリ。こんな日は栄養バランスは気にせず、食べたいものをチョイス。1人で入店しやすく、短時間で食べられることからラーメンが多いのだそう。
子どもがお弁当を持っていく日は、自分も持参。好きな順位は、「外食、お弁当、社食です」。
取材協力/京都北山元町らーめん 四条烏丸本店

ゆっくり、“仕事の棚卸し”

宮路胤哉(かずや)さん

ランチタイムはゆっくり外を眺めながら、「“仕事の棚卸し”をします」と宮路さん。
「京セラ」の社内広報を担当している宮路さんは、午前中の仕事を思い返し、午後からの段取りをつけることを、そう呼びます。本社ビル11階にある社員食堂の窓辺には、一人席が設けられていて、そんな“思考の時間”にぴったり。
マラソンが趣味で食事にも気を使うため、ごはんを抜いて、焼き魚、煮豆、おひたし、野菜サラダといったセットを自由に作れる点も社員食堂のメリットなのだそうですよ。
取材協力/京セラ株式会社

このページのトップへ