コンサートも楽しめる地元のイベント

夏休みのさなか。「どこかに連れて行って～」と子どもにねだられていませんか。そこで、大人も子どももワクワクできるようなイベントを集めました。キーワードは“音楽”。地元の催しで聞ける、いろいろな楽器の音色に耳を傾けましょう。

①日時 ②会場 ③料金 ④問い合わせ先

夕暮れの図書館前に響くクラシック音楽

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宇宙の映像やササ飾り

明治期のレトロなたたずまいの図書館を背景に、クラシック音楽を楽しんで

京都府立図書館で「宵の図書館　音楽と宇宙と笹と」が開催されます。まずは、図書館前の庭で野外演奏会の鑑賞を。府立高校生たちが演奏する、イゴール・ストラビンスキー作の「火の鳥」や、ジョー・ザビヌル作の「バードランド」などを聞くことができます。夜の帳（とばり）が下りる中、セミの鳴き声に重なる旋律を感じてみて。

その後は、「4次元デジタル宇宙シアター」（要整理券）へ。「3Ｄメガネ」をかければ、立体映像が見られます。宇宙の時の流れが表現されているので、“4次元”と呼んでいるとか。専門家の解説付き。
学生たちが企画したコーナーには、短冊に大喜利の回答を書けるユニークなササ飾りも。

①

8月11日（祝・木）「野外演奏会」＝午後5時30分～6時、「4次元デジタル宇宙シアター」＝第1回／午後6時30分～7時10分、第2回／午後7時30分～8時10分（各回定員45人・整理券配布開始は午後6時）※当日の本の貸し出し・閲覧は午後5時終了

②

京都府立図書館（左京区岡崎成勝寺町9、市バス「岡崎公園　美術館・平安神宮前」停すぐ）、「4次元デジタル宇宙シアター」は同館3階

③

無料

④

京都府立図書館=TEL：075（762）4655

夜の動物園で、プロによる演奏会

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ムササビがいる「京都の森」コーナーなど

写真は「ゾウの森」コーナーの様子

4日間、夏の夜間開園を行う京都市動物園。最初の2日間は、京都市交響楽団のメンバーによる「ミニサマーコンサート」があります。動物をテーマに、1日に2回、毎回違う曲を演奏します。

夜の動物園ならではの楽しみも。ムササビがいる「京都の森」コーナーがおすすめです。昼間は巣箱で眠っているムササビも、日が暮れると活発に動き出すとか。

①

8月11日（祝・木）～14日（日）。午後8時まで開園（入園は7時30分まで）。コンサートは11日（祝・木）・12日（金）のみ。1日2回の演奏で、午後6時・午後7時開始（各回約20分間）

②

京都市動物園（左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内、市バス「岡崎公園動物園前」停から徒歩約2分、コンサート会場は正面エントランスからすぐの学習施設にある「レクチャールーム」

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入園料として600円、中学生以下は無料

④

京都市動物園=TEL：075（771）0210

姉小路通で聞く、和と洋の音色

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600基のあんどん

あんどんが並ぶ通りを京都御池中学校のブラスバンド部が行進します　撮影／冨安大輔さん

「姉小路行灯会」では、市民の手作りのあんどん600基が並び、姉小路通（約700ｍ）を照らし出します。

イベントのスタートをきるのは中学生ブラスバンド部による行進。烏丸通～寺町通に、中学生たちが吹くトランペットなどの音が響きます。辺りが暗くなってからは、三味線奏者と弦楽三重奏トリオが出演する「弦楽の調べ」を。和と洋、両方の音色を楽しめますよ。

ろうそくの献灯も実施。1本につき抽選券1枚付き。当選者には地元協賛店提供の景品が。

①

8月20日（土）午後5時30分～9時（あんどんの点灯は午後6時から）

②

姉小路通柳馬場東入ル　ガス灯前（自動車通行止めは富小路通～柳馬場通、あんどんは烏丸通～寺町通に設置）

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無料　※献灯は1本200円

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姉小路界隈を考える会／谷口さん=TEL：090（6205）6835

吉田東通を地域の演奏家が盛り上げます

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露店や盆踊り、出し物

やぐらの周りでは、生演奏の音頭に合わせて盆踊りも

地域の人たちが中心になって催す、にぎやかで個性たっぷりの夏祭り「吉田東通り夜市」。沖縄民謡やサックス、キーボードなどの音楽ライブが行われます。やぐらの周りでは、バンド「サンポーヨシ」と「吉田今宮太鼓」の生演奏で盆踊りも。

“タンバリン博士”の楽器教室では打楽器の手作りも可能。それを片手に「ちんどんパレード」に参加し、リズムに乗って通りを練り歩いてみては。

露店が並び、お化け屋敷や紙芝居、人形劇などの出し物もあります。

①

8月27日（土）午後4時～9時

②

左京区吉田東通（近衛通との交差点から南、約100mの区間）

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参加無料

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タコとケンタロー／小田さん=TEL：075（771）4736