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作り手のこだわりを楽しむマーケット巡り

京都で定期的に開かれる手作り市やマルシェ。作り手のこだわりが詰まった商品が数多く販売されますね。
品物を眺めて歩くだけでもワクワクしそうですが、今回は買い物と一緒に無料の催しも楽しめるものを紹介します。春の週末、家族で出掛けてみませんか。

オカリナ演奏/おしゃれな雑貨と世界の名画

名画をバックに、2人の奏者がオカリナを吹きます

モネ、ダビンチ、ルノワール―。手作り市「北山クラフトガーデン」の会場は、「京都府立陶板名画の庭」です。名だたる画家の絵を再現した、巨大な陶板画が飾られているこちら。当日は、通常必要な施設入場料(100円)が無料です。
この手作り市には、〝アートでスタイリッシュ”を意識したお店が40~60店舗オープン。手製のおしゃれな雑貨などを扱います。
買い物の合間に訪れたいのが、地下1階で行われるオカリナの演奏会。午後1時・2時の2回開催です。約30分間、オカリナのやわらかな音色に耳を傾けて。

  • 〈日時〉3月5日(日)午前10時~午後4時(雨天決行)
  • 〈会場〉京都府立陶板名画の庭(左京区下鴨半木町、地下鉄「北山」駅下車すぐ)
  • 〈問い合わせ〉北山クラフトガーデン事務局=TEL:075(864)6513

音楽会/春めく糺の森に、約400店

演奏が行われる場所には椅子も設置されます

〝自然の中でものづくりに触れるスローホリデー”。春の糺の森で、2日にわたって開催される「森の手づくり市」のテーマです。約200店ずつ日替わりで出店するので、両日訪れてもいいですね。革小物や木工品、天然の素材を用いたアクセサリーなどが売られます。
無料の「森の音楽会」も開催。正午から午後3時40分まで、1日4組の音楽家が演奏します。会場の雰囲気に合わせ、披露されるのは落ち着いた曲の数々。近くにはキッチンカーも用意されます。軽食をとりながら、ゆっくりと過ごしてみては。

  • 〈日時〉3月11日(土)・12日(日)午前10時~午後4時(雨天決行)
  • 〈会場〉下鴨神社・糺の森(左京区下鴨泉川町59、市バス「糺の森前」停下車すぐ)
  • 〈問い合わせ〉ものづくりCrossroad=TEL:090(1247)1429(代表・山中さん)

ライブペイント/個性豊かな芸術作品と出合えます

当日は、円や渦を組み合わせた緻密な模様を描き出す作家・Guru33さんが1メートル以上の絵を完成させます

芸大生や若手アーティストが集まって作品を販売する「京都アートビレッジ」。会場はゼスト御池の河原町広場です。
並ぶのは、デフォルメされた似顔絵を描く店や、飛騨高山の木工細工の店など。通りすがりに気軽に立ち寄れる点も好評です。「一点物ばかりなので、特別な贈り物を探したい人にもぴったりです」と主催者。 作家が即興で絵を描く「ライブぺイント」にも注目を。午前10時すぎに描き始め、仕上がるのは夕方近くとのこと。絵画の完成までを見られる、貴重な機会ですよ。

  • 〈日時〉3月18日(土)午前10時~午後6時
  • 〈会場〉ゼスト御池地下街 河原町広場(中京区御池通寺町東入ル、地下鉄「京都市役所前」駅下車すぐ)
  • 〈問い合わせ〉京都アートビレッジ事務局=TEL:080(3030)4779(代表・高橋さん)

ペタンクやライブ、映画/フランスの日常を体験できるひととき

マルシェは毎月開催。手作りの品や、フランスからの直輸入品なども購入できます

文化施設「アンスティチュ・フランセ関西」で実施される「ル・マルシェ・フランコフォニー」の特徴は、まるでフランスに来たかのような感覚を味わえること。マルシェ(市場)のスペースには約40店が軒を連ね、旬の有機野菜やナチュラルワイン、料理、雑貨などが販売されます。キリスト教の復活祭にちなんだ品も売り出されるとか。
今回は特別な催しも多数。フランスで老若男女問わず親しまれている球技・ペタンクの体験や、ライブ、映画上映もあります。異文化をさまざまな面から満喫できる1日になりそう。

  • 〈日時〉3月19日(日)午前11時~午後7時(一部午後5時まで・雨天時は縮小決行)
  • 〈会場〉アンスティチュ・フランセ関西(左京区吉田泉殿町8、京阪「出町柳」駅から徒歩10分)
  • 〈問い合わせ〉enafarm=TEL:080(4704)3584(マルシェ担当・井原さん)

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