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質問

固定費を削減するため、住宅ローン控除の終了後に繰り上げ返済を考えています。手元資金のままの方がよいでしょうか?

夫33歳(会社員) 妻28歳(会社員、育休中) 子0歳・2歳・5歳

第3子のご誕生おめでとうございます。お子さまたちの成長が楽しみですね。すでに将来の教育費の準備を開始しているなど、計画的な家計運営をされていることがよく分かります。今の方針とペースを続けられれば、今後も大丈夫でしょう。

住宅ローンは、10年固定の金利0・9%に条件変更したことで、前向きな改善をされています。

繰り上げ返済は、住宅ローンの支払総額が確実に減るものの、控除があるうちは節税のメリットが縮小。控除の終了後も、手元資金の減少、将来の資金計画への影響などが考えられます。実行時期、残高、借入金利などによって損得が変化。一般的には、節税メリットの縮小より総返済額の減少の方が大きくなるため、ローン控除の終了を待つ必要はないと考えます。

ですが、ご相談者の場合は気になる点が2つ。1つは教育資金です。大学だけを考えても、私立文系で4年間に500万円近い金額がかかります。今の計画で大部分が準備できますが、繰り上げ返済による手元資金の減少が負担になるかも。

もう1つは、1%を下回る金利の低さ。借入金利より高い利回りで運用できるなら、長期的な視点にたった資産運用の活用が有利といえます。無理をしない範囲で運用を経験しておけば、今後の家計運営や老後資金の準備にも役立ちます。貯蓄の生かし方について、検討してみてくださいね。

なお、固定費は増えますが死亡保障をもう少し増やした方がよさそう。現在の保障の半分は、解約返戻金を将来の教育費に充当するプランです。解約返戻金のある保険は、支払保険料の割に死亡保障が少なくなりがち。第3子が誕生したこの機会に、掛け捨てタイプで死亡保障を手厚くするのがおすすめです。

【回答者】
ファイナンシャルプランナー
山副 耕一

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