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1人暮らしの子どもにどんなものを送ってる?

進学や就職などで、若者の新生活がスタートしましたね。品物を送る側と送られる側のエピソードや、離れて暮らしているからこそできた体験談などをリビング読者25人に聞きました。

家族は子どもの応援団!品物&想いを箱の中にギュッと詰めて

一人暮らしを始める子どもが困らないようにと、食料品や身の回りの品物を送りたくなるのが親心。

家族が「よく送る食品」で一番多いのは、「柑橘類など季節の果物」。ついで、「スナック菓子」と主食の「米」がトップ3にランクイン。

子どもが「よく送ってもらう食品」は、帰宅後すぐに食べられる「冷凍食品」や「レトルト・インスタント食品」。食材があれば簡単に調理ができる「タレ」などは定番のよう。

その中でも「感動するほどうれしいもの」は「母の料理」でした。フリーザーバッグに入れて冷凍したものを送るなど、子どもの健康を考え、生活を支える家族の様子がうかがえます。これから荷作りをする方、参考にしてみて。

家族がよく送る食品 送ってもらって子どもががうれしかったもの

うちの子が喜んだものはこれ!

  • 娘に「カール」を送った。東京では販売していないため、職場の人におすそ分けすると、お礼にランチをごちそうになったとのこと。
  • 地方紙や雑誌を隙間に詰めると、懐かしくてうれしくなるそう。
  • 家族編集の音楽CD。

子どものホンネ送られて困るもの

  • ビーツ、芽キャベツなど、調理法が分からない野菜。
  • 「安売りしてたから」と食べたこともない瓶詰めの佃煮など。
  • 1人では食べきれないほどの葉野菜、乾物、熟れるのが早い果物。
  • 賞味期限が短いもの。

真似したい送り方のワザ

手作り料理を冷凍
フリーザーバッグや冷凍用のタッパーなどで、料理を1食分ずつ小分けにして冷凍。電子レンジでチンするだけで家にいたときと同じものがいつでも食べられ、栄養が偏らず好評。
液体のものを送る
水分が漏れる心配があるものは、しっかり栓を閉めてポリ袋に入れる。段ボール箱に立てて入れ、新聞紙などの緩衝剤で固定する。

送った人、もらった人にほっこりエピソードあり

親子でサプライズ
両親→息子

20歳の誕生日前日に「ワイン付きバルーン」をネットで注文し、配達。「これだけ?」と思わせて、当日「20の目録」と題し、20品目が詰まった段ボール3箱を送った。後日、初任給で買った家族6人分のプレゼントが届いた。(Yさん)

「親孝行します」とメールが…
母→息子

社会人になった時、「何があっても乗り越えられる。私たちは常にあなたの味方」という内容の絵本を、荷物の中にこっそり入れておいた。それを読んで「心配をかけたが、これからは親孝行したい」とメールがきた。(Tさん)

荷物と一緒に近況報告
母→息子

A4サイズの紙に家族の近況と「お帰りなさい、おつかれさま」とメッセージを書き、毎回、荷物の一番上に入れる。「お父さんがダイエットをして、ちょっとスマートになりました」と書いていたら、帰省した息子に「痩せてないじゃん!」とバッサリ。みんなで大笑いした。(Tさん)

毎回届いた母からの手紙
母→娘

荷物には毎回、母からの手紙が入っていた。チラシの裏などに書かれ、必ず「元気でがんばってね」。成人式のときもメモ用紙だったが、「おめでとうございます」とていねいな文体で書かれていた。うれしさと誇らしさで、大人の自覚がようやく芽生えた気がした。(Gさん)

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