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山科の住民が、山科をテーマにした歌で踊ります!

山科をイメージして作られた「YAMASHINAダンス!」のPR動画が完成。地元の魅力発信のため活動する市民グループ「山科元気プロジェクト」が制作しました。登場するのは、地域の住民たち。山科の各所で撮影されましたよ。

1月に出来上がったばかりの「YAMASHINAダンス!」のPR動画。「山科元気プロジェクト」の代表で、〝シンガー・ソングダンサー〟として活動する関義哉さんが振り付けを担当したダンスを、地域住民が踊る映像です。

「ダンスの音楽は、私が所属する音楽ユニットの楽曲『ホームタウンシティ』です」と関さん。

ゆったりとしたテンポのこの曲は、関さんの地元・山科を描いた歌詞が特徴。例えば、〝JRの駅〟とはJR「山科」駅のこと。〝風に揺らいでいる緑〟〝夕暮れ〟なども、山科の景色をイメージしているといいます。

完成後、「山科を歌った曲を多くの地域の人に楽しんでもらいたい」との思いから、同プロジェクトでダンスを作ることになったのだとか。

「〝ただ青い空〟のフレーズでは山科の頭文字〝Y〟を表すように両腕を上げるんです」と、振りも山科ならでは。そのほか、左右に動くステップや両手を広げる動作を組み合わせるなど、シンプルな踊りに仕上がりました。

左から野田昌宏さん、関義哉さん、そして、義哉さんの弟でともに音楽ユニットで活動する関真哉さん

イベント参加者も撮影に協力

洛東高校の生徒と「勧修おやじの会」のメンバーがダンス。その風景を、野田さんが撮影します

  • 洛東高校の生徒と「勧修おやじの会」のメンバーがダンス。その風景を、野田さんが撮影します

  • 洛東高校の生徒と「勧修おやじの会」のメンバーがダンス。その風景を、野田さんが撮影します

昨年7月、ダンスを広めようとPR動画の制作を開始。

「動画に登場するのは地域住民約20組。それぞれのダンスシーンをつなぎ合わせ、1曲にまとめています」

秋に行われた「ふれあい“やましな”2018区民まつり」でも、撮影を実施。関さんと同プロジェクトの野田昌宏さんは、洛東高校の生徒と「勧修おやじの会」に協力を頼みました。

「ダンスは得意じゃないけど、大丈夫かな」との言葉に、関さんは「簡単なのですぐ踊れますよ!」。約20人が並び、ダンスのスタートです。

イベント会場の山科中央公園が出てくる〝中央公園が月に照らされ〟のところでは、両腕を振って手拍子。〝1つだけのマイホームタウン〟では、〝1〟の形に右手の人差し指を立て、ゆっくりと上げて決めポーズ! 

撮影をしていた野田さんからは「いい映像が撮れました」とOKが。協力した人も、「間違えずに踊れてよかった」と話していましたよ。

イベント時のほか、山科区役所の前や、観光名所の毘沙門堂でも撮影をしたそう。

「こうしたスポットを映すことで、地域のアピールにつながればと考えています。山科で活動している人を知ってもらうため、映像の中で参加団体の名前も紹介しています」

2月3日(日)のイベント「第15回山科夢舞台」では、PR動画のDVDを無料で配布(約100枚)。同イベントの最後には、来場者みんなでダンスを踊ります。PR動画はインターネットの動画サイトでも配信されるとのこと。

問い合わせは、山科元気プロジェクト(コミュニティスペースNOAH誠学館内)=TEL:075(501)5271=へ。

「第15回山科夢舞台」

※入場無料

日時 2月3日(日)午後1時~4時30分(予定)
会場 京都市東部文化会館(山科区椥辻西浦町1-8、地下鉄「椥辻」駅から徒歩7分)
内容 地域団体による演奏、ダンスなどの発表

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