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かけいぼ診断 ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計の色んな悩みにお答えします

質問

保険は、夫の死亡保障と住宅ローンの団信のみ。夫婦に必要な医療保障と、子どもの教育費の金額について知りたいです。

夫34歳(会社員) 妻34歳(主婦) 子2歳・7歳

マイホームを購入。住宅ローンの返済が始まり手元の貯蓄が少なくなるなど、家計簿にも変化があったようですね。65歳には住宅ローンが完済するように設定するなど、しっかりと将来を見据えておられます。

支出は、どの項目もバランスよくやりくりができています。とりわけ、食費は上手に抑えられています。支出の中で気になるのが通信費。インターネットとスマホの費用を合わせると2万円を超える水準と推察されますが、こちらは見直しができそう。プラン変更などで安くすることができないか、一度チェックをしてみてください。

生命保険は、ご主人の死亡保障3000万円のみを会社の団体保険でカバーされているとのこと。死亡保障の金額は適切ですが、貯蓄額が減少しているので入院などの事態が生じたときに貯蓄の取り崩しがないよう、医療保険にも加入しておくと心強いでしょう。

勤務先の団体保険に医療保険があれば、ご夫婦とも日額5000円を目安に活用を検討してみては。インターネットなどで終身タイプの医療保険にお二人で加入した場合でも、今の年齢なら月額4000円弱の保険料で収まりそうです。

お子さまの教育資金について、学資保険の200万円以外にいくら必要か気になっているご様子ですね。私立大学への進学を想定しているので、4年間の学費の平均450万円を目標にするとよいでしょう。

お子さまの大学進学まで10年以上の期間があるので、積極的な運用も可能。20年間、運用益が非課税で毎年40万円まで積み立てできる「つみたてNISA」もおすすめです。投資信託なので値動きしますが、預貯金よりも大きく増やせるチャンスもありますよ。

【回答者】
ファイナンシャルプランナー
八束 和音

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