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インタビュー

女優 安田美沙子さん

「京都でお気に入りの場所は伏見稲荷大社です」。
「樅ノ木は残った」は1月12日(土)~31日(木)に大阪新歌舞伎座で上演。
http://www.shinkabukiza.co.jp/

バラエティー番組でも
ついつい時代劇のテンポに

昨年デビュー10周年を迎えた、京都出身の女優・安田美沙子さん。2013年は、新境地となる時代劇の舞台でスタートをきります。



1月12日(土)から開幕の舞台「樅(もみ)ノ木は残った」では、杉良太郎さん演じる主人公の原田甲斐をいちずに慕うヒロイン・宇乃を演じます。

「宇乃の甲斐への思いは、幼いころに失った父親の面影を求めていたり、“恋心”の一言では言い表せないと思います。そんな彼女の思いをしっかりと自分のものにして演じきりたいです」

時代劇は初挑戦という安田さん。「これまでに経験したお芝居のことは一度忘れて、まっさらな気持ちで取り組みたい」と言います。というのも、時代劇のせりふのテンポや体の動きは、現代劇とは別物だとか。

「たとえばテレビドラマやバラエティー番組のコントでは、相手の演技に即座に反応することが多いんですが、時代劇では一呼吸置くほうがしっくりきます。舞台を目前に控えた今は、私の中にずっと宇乃がいるようで、バラエティー番組でついおしとやかになることも(笑)」

“不器用”だからこそ 何でもやってみる

この10年間、グラビア、バラエティー番組でのトーク、テレビドラマや舞台、そしてランニング(フルマラソンの最高タイムは3時間44分56秒!)など、さまざまな分野で活躍してきた安田さん。しかし意外にも、本人は「不器用で反省ばかりしてる」のだとか。

「でも、チャンスをいただいたら、何にでも挑戦するようにしています。一つ一つの仕事にきちんと向き合いながら、よりよいやり方を考えてきました」。笑顔の下に秘められた芯の強さ!
りんとしたヒロイン・宇乃はハマり役になりそう。

(文・佐竹香苗

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