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かけいぼ診断 ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計の色んな悩みにお答えします

質問

病気の夫は常勤勤務のめど立たず
いくらぐらい貯蓄があればよいか

夫(パート)37歳 妻(看護師)42 歳 子6歳、3歳

夫は、精神的な病気で常勤勤務できないまま、1年以上になります。妻が家計を支えていますが、月々の貯蓄はできません。旅行費用や車の保険などにはボーナスを充てているため、貯蓄を切り崩している状況です。夫がいつから常勤で働けるかは未定。いくらぐらい貯蓄があればよいでしょうか? 住宅ローンの繰り上げ返済を優先すべきではありませんか?

繰り上げ返済より貯蓄を優先
目標は生活費1年分500万円

調子を崩されたご主人に代わり、看護師の奥さまが夜勤もしながら一家を支えているとのこと。とても頑張っている様子が伝わってくる家計簿です。

月々の貯蓄ができないことを気にされていますが、「年金保険」と「学資保険」は将来に向けての備えとも捉えられます。これらの保険料が手取り収入に占める割合は約14%。毎月の黒字分を何らかの支出として使い切ってしまっているとしても、決して低い貯蓄率ではありません。食費や通信費、その他の支出などにも大きな無駄はありませんから、ひとまずは現状維持の家計を心がけていきましょう。

ご主人の病気の回復の時期が読めないようなので、備えは生活費の1年分あれば心強いですね。まずは、500万円を貯蓄の目標にしてみましょう。住宅ローンの繰り上げ返済は、ご主人がフルタイムで働けるようになり、収入のめどが立ってからでも遅くありません。心に余裕を持つためにも、当面は手元のお金を増やすことを優先してください。また、現時点では奥さまが一家の大黒柱なので、現在の共済保険に死亡保障の上乗せも検討してみましょう。

奥さまは毎日多忙で、ストレスを感じていることと拝察します。黒字が出た月には、奥さまの息抜きのためにお金を使ってもよいかも。家族で外食する、一人での外出などリラックスできる時間が持てれば、また明日も頑張ろうという気持ちになれます。

今後ご主人の収入が増えない、もしくは減ってしまうといった場合には、年金保険や学資保険を減額するという方法もあります。また、お子さまが小学校に上がると今より家計に余裕が生まれます。将来について不安を感じておられるかもしれませんが、なるべくゆったりとした気持ちでご主人を見守り、ご家族の力を合わせ大変な状況を乗り切ってくださいね。

【回答者】
ファイナンシャルプランナー
八束 和音

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