この闇と光
服部まゆみ 角川文庫・605円
王女が信じてきた世界を覆す
驚きの真実が明らかに
にぎやかな街から遠く離れた森にとらわれた、目の見えない王女レイアとその父である王。家の中でも居間と寝室以外へ行くこと、階下に下りることは決して許されない。ただきれいなドレスや魅力的な本、美しい花に囲まれ、十分すぎるほどの父の愛があるだけ。
ある日突然、彼女が感じてきた美しいものが、全ては夢のなかの出来事かのように、恐るべき真実によって覆される。完璧なまでの「美」というものに対しての描写が、この物語を盛り上げます。
結末までたどり着くと、この「闇」と「光」というものがなにを意味しているのか、初めて理解できます。一言では表せない物語のすごさはぜひ、読んで感じてください。

大垣書店四条店 小林素紀さん
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