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インタビュー

俳優 石丸幹二さん

1965年愛媛県生まれ。
東京芸術大学在学中に「劇団四季」入団。2007年退団後、俳優、歌手、司会などで活躍。
4月20日(金)NHK大阪ホールで「石丸幹二コンサート2018」を開催。S席9000円ほか。
問い合わせはキョードーインフォメーション=TEL:0570(200)888=へ

プリンスから等身大の自分に いまは「私の〝第二章〟です」

「劇団四季」に在団中は、その端正な容姿と伸びやかな歌声で〝プリンス〟と呼ばれた石丸幹二さん。退団後は俳優として、ドラマや映画、テレビCMなどでも活躍、歌手活動や司会業も手掛け、幅広い層に人気を得ています。4月には大阪でソロコンサートを開催。プリンスから等身大の活動へ─。「竹のように、まだまだ上へ上へと伸びていく努力をしていかなくては」という石丸さんの決意と思いを聞きました。



「オペラ座の怪人」「美女と野獣」「ハムレット」など、多くの輝かしい舞台で人々を魅了してきた石丸さんが、劇団四季を離れたのは、10年前。

「四季に在籍していた17年間は、ギア全開で走っていたのですが、40歳を少し過ぎたころに、そのスピードで走り続けることは、肉体的にも精神的にも無理なことに気付きました。これは立ち止まる時期なのかなと…」

そこで1年半の休養を経て、フリーランスの俳優として復帰。それを自身の“第二章”と呼んで、次々と新しいジャンルに活動を広げていきました。石丸さんは、幼少のころから音楽に興味を示し、エレクトーン、ピアノ、チェロ、サックスをはじめ多くの楽器と触れ合い、東京芸術大学では声楽を学んでいます。これらの全てが、〝第二章”の石丸さんにつながるものでした。昨年4月からの「題名のない音楽会」(テレビ朝日系)のナビゲーターもその一つ。また、2013年に話題を呼んだドラマ「半沢直樹」(TBS系)では、初のカタキ役に挑戦。

「ずっとイメージを変えたいと思っていたのですが、僕が演じた『浅野支店長』というのは、想定外にひどい人間なんですよ(笑)。そこは一つ賭けかなと思って演じました。でも、あのドラマをきっかけに、俳優としても、新しい扉を開くことができたと思います」

今年53歳を迎える石丸さん。3月には、3演目となるミュージカル「ジキル&ハイド」が、また4月には「石丸幹二コンサート2018」が控えています。

「『ジキル&ハイド』は、かなり歌唱の難易度の高い作品ですが、この年齢で出合えてよかったと思います。コンサートは、これまでの集大成と、これからの展望を組み込んだものに。ギタリストの吉田次郎さんのプロデュースのもと、日本のトップアーティストの皆さんに演奏で参加していただきます。そして、大好きな坂本九さんの歌も、歌う予定です」

僕の中では京都は日本のパリです

石丸さんは、旅が好き。新たな刺激を求めて海外へ、また愛車を運転して日本のどこかへ。京都もよく訪れるといいます。

「京都とかパリとか、格式のある街が好きですね。一流の街は、そこにいるだけで、自分が洗われていくような気がします。僕の中では、京都は日本のパリなんですよ」

そんな旅のスタイルも、ライフスタイルも、年齢と共に、少しずつ変わってきました。

「スローライフでいこうと思いましてね(笑)。そうすると、これまでより緩やかに視界が広がっていくんです。犬が散歩しているなとか、洗濯物を干している人がいるとか、そういう当たり前のことに気付くことによって、自分も、社会に生きる人間の一人なんだという認識ができてくるんですね」

(文・あさかよしこ

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