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質問

夫は、足が悪くデイケアを利用。いずれ、妻は有料老人ホームへ入居を希望。今のような経済状態で可能なのかアドバイスを。

夫83歳(年金受給) 妻80歳(年金受給)

事情があって財産を失ったものの、その後、まとまった金額を貯蓄するまでになられたご夫婦。節約に励み、計り知れない努力を重ねてこられたことと拝察します。

最近、ご主人が要介護認定を受けられたそうですね。お子さまがいらっしゃらないこともあり、将来、奥さまは有料老人ホームに入居したいが、経済的に不安を感じておられるご様子です。

民間の有料老人ホームの費用は施設により異なりますが、施設に支払う費用と生活費の目安は、1人月30万円。仮に、奥さまがひとりになってから入居した場合、遺族年金などの収入を月15万円程度とすると、月々の不足額は15万円になります。現在の貯蓄をもとにすると、12年分はカバーできそう。ただし、奥さまも介護が必要な状態となり、ご夫婦ともに有料老人ホームに住むとなると、2人で月60万円が必要に。今の月収から、貯蓄の取り崩し分は月30万円。約6年分です。

タイミングにもよりますが、ご夫婦での入居となる場合は、先々のことを考え、公的な施設である特別養護老人ホーム(以下、特養)を検討されるのも一考です。特養の個室タイプなら、生活費を含めて1人月20万円程度が目安。民間の有料老人ホームに比べると費用を抑えることができます。ただし、特養は、入居の要件が要介護3以上。待機者が多く、希望してすぐ入居できるとは限りません。空きが出るまで有料老人ホームに入って待機することも想定を。月約10万円を貯蓄する現在のペースを維持し、資金計画を立てておく必要があります。

健康に気を配る生活を続けながら、近隣の施設の費用を確認したり見学に足を運び、穏やかに暮らせる先を探してみてくださいね。

【回答者】
ファイナンシャルプランナー
薮内 美樹

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