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試写室・劇場から

ファイティン!

10月20日(土)からT・ジョイ京都で公開

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筋肉の強さを後押ししたのは、男の意地と、人とのきずな

アームレスリング(腕相撲)ムービーといえば、シルベスター・スタローン主演の「オーバー・ザ・トップ」を思い出す人も多いかと思うが、これは韓国発の映画。「新感染ファイナル・エクスプレス」で印象的な役柄を演じたマ・ドンソクが、なんと50センチの上腕筋を見せつけながらも、シャイで少々ガンコ、でも人情味あふれる人物像をくっきりと描き出す。

子ども時代に韓国から養子に出され、アメリカのロサンゼルスで暮らすマークは、八百長疑惑で、アームレスリング界から身を引いていた。ところが、スポーツエージェントから韓国大会に誘われて海を渡る。もうひと花咲かせたい気持ちと、実母に会いたいという願いが彼の中に生まれるが、行く手には予想外の出来事が待っていた…。

スリリングな試合の展開はもちろん楽しめるが、マークを取り巻く人間ドラマも見ごたえあり! 金欲まみれの人たちもいれば、社会の弱者である人たちも。爽快な結末の中に、じわじわ胸にしみてくる温かさがある。キム・ヨンワン監督。

(ライター 宮田彩未 

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