ホーム > > コレ読んで!

コレ読んで!

月の文学館 月の人の一人とならむ

和田博文 編・ちくま文庫 886円

古来から人々を引きつける〝月〟にまつわる作品集

水に映る月、月夜酒、月の姫、月子という女の子、2人で見上げる月、月見る人を見る人、月の童話に月光浴、京都の名月。「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」。明治から平成までの作家、詩人による、月にまつわる小説、詩、随筆のアンソロジー。編者によれば、1000以上の作品から選んだもので、古来から人と共にある月の姿は描きつくせないのだなあと感じます。

季節やそのときの気持ち、誰とどこでどんなときに見るのかでも、月の見え方は変わります。私たちを映す鏡でもあり、手を伸ばしても届かない憧れの月。月旅行にはいつ行けるかな。月明かりの下で読むとなおいっそう楽しめると思います。

【紹介者】
古書ダンデライオン 中村明裕さん

バックナンバー

更に過去の記事はこちら »

このページのトップへ