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かけいぼ診断 ファイナンシャルプランナーが家計簿をチェック、家計の色んな悩みにお答えします

将来の利益を期待して行う〝投資〟について/かけいぼ診断 スペシャル

今年最後の「かけいぼ診断」は、〝投資〟がテーマの特別版です。この1年で寄せられた相談には、お金の増やし方の一つとして投資を考えるケースも。基本的な考え方を紹介します。

分散、積み立て、長期運用でリスクを抑制

私たちが資産を運用する手段は、大きく二つに分けられます。一つは、預貯金などの“ためる運用”。もう一つが、株式や債券、投資信託、外貨建て商品などの資産を活用する“増やす運用”、いわゆる投資です。投資とは、将来の利益を期待して資産にお金を投じることをいいます。

投資を行う上で知っておきたいのがリスク。このリスクは、“危険”という意味ではなく、資産の値動きの大きさのこと。

“ためる運用”は預けたお金に利息がつくだけなので、ローリスクですがリターンも低くなります。

それとは逆に、投資は元本が保証されず、一般的に値動きも大きくリスクがありますが、リターンも期待できます。値動きの異なる資産を組み合わせたり、毎月少額ずつ運用に回すことで、ある程度のリスクを抑えることも可能です。

投資では途中の値動きは避けられないため、長期間の運用を基本にすることもリスク軽減に役立ちます。

非課税制度、所得控除など節税メリットに注目

投資を行う上で知っておきたいのが“非課税制度”です。2018年からスタートした「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」は、非課税枠が年40万円。従来からある「NISA」の120万円より小さくなりますが、最長20年間にわたって運用益や配当金が非課税になり、長期運用に向いています。

投資の対象は、「積立・分散投資に適した投資信託と上場投資信託」に限定されるため、投資初心者に使いやすい制度。なお、「NISA」と「つみたてNISA」はどちらか一方を選択することになります。

老後資金が目的であれば検討したいのが、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」です。対象になる金融商品は、投資信託だけではなく、定期預金なども。60歳まで引き出しができず口座手数料もかかりますが、運用益が非課税になることに加え、掛け金全額が所得控除の対象になります。所得税や住民税を払っている人にとっては、節税メリットが大きい制度といえるでしょう。

投資を始めるなら、自分に合った「非課税制度」を上手に使っていきたいですね。

八束和音さん

ファイナンシャルプランナー
八束和音さん

子どもが大学進学で家を離れたことで、外食が増加するなど変化も。来年は気を引き締めつつ、打ち込める趣味も見つけたいと思います。

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