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試写室・劇場から

初春歌合戦 五木ひろし・天童よしみ

2月10日(日)まで、大阪・新歌舞伎座にて

©岸隆子

日本人の心の歌を歌い継ぐ まさに渾身(こんしん)の歌い初め

開場60周年を迎えた大阪新歌舞伎座の、平成最後の幕開けは、五木ひろしと天童よしみによる真剣勝負の歌合戦。昭和から平成にかけて歌謡史を彩った「歌謡曲」の魅力と底力を、実力派の二人が、それはそれは存分に楽しませてくれる。

第一部は「日本人が愛した歌」をテーマに、田端義夫、春日八郎、三波春夫、石原裕次郎、美空ひばりをはじめ、戦後復興期の日本人に生きる勇気と希望を与えてくれた、偉大な先輩歌手の代表作を、丁寧に力強く。第二部の「オリジナル・ヒットパレード 歌は永遠の翼」では、「ダンシング・オールナイト」などのポップスをはじめ、「悲しい色やね」「やっぱ好きやねん」「浪花恋しぐれ」などの大阪が舞台のヒット曲を、粋に、時にコミカルに歌い上げる。

ライブコーナーでは新曲「VIVA・LA・VIDA!〜生きてるっていいね!〜」(五木)、「一番星」(天童)も披露。

二人の、シンから歌を愛する熱い思いが、ヒタヒタと客席に伝わってくる。心に染み入る温かさを堪能した。

(文筆業 あさかよしこ 

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