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坂上田村麻呂が山科・勧修学区のヒーローに

山科・勧修学区にご当地ヒーローが誕生! そのモデルとなったのは、平安時代前期に活躍した武将・坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)です。企画したのは、これまで地域イベントなどを手掛けてきた「勧修おやじの会」。町を愛するヒーローが、これから地域を盛り上げてくれそうです。

「勧修おやじの会」のメンバー。現在は女性を含む、約40人が在籍しています。後列右から4人目が兒子さん

シュッと刀をかまえるMarrow。悪に立ち向かうためか、まなざしも鋭く感じます。デザインに取り入れられた赤色は、「勧修おやじの会」のイメージカラーだそう

赤いかぶとによろい、黒い着物。勧修学区のヒーローは、歴史を感じさせるいでたちで記者の前に現れました。決めポーズをとる姿は、なんとも強そう! 困っている人を助ける光景が、目に浮かぶようです。

「名前は〝坂上田村麻呂心伝(しんでん)Мarrow(マーロゥ)〟。Marrowは、田村麻呂の〝まろ〟に由来しています」とは、「勧修おやじの会」会長の兒子(にこ)崇さん。それにしても、なぜ坂上田村麻呂をモデルに?

「誕生のきっかけは、当会で行っている『坂ノ上田村麻呂公園』の清掃活動。4年前から、月1回のペースで続けています。その公園内に、田村麻呂の墓があるんです」

清掃活動をするうちに、田村麻呂の知名度をアップさせ、地域の活性化につなげられないかと考え始めたメンバー。

「そこで思いついたのが、田村麻呂を地域のヒーローにすること。よろいや着物といったデザインは、田村麻呂が描かれた浮世絵などを参考にしつつ、アイデアを出し合いました」

デザインを基に業者へ発注し、合皮や布を使ったコスチュームが出来上がったのは6月上旬。発案から1年をかけて完成させました。

  • 同公園中央にある、坂上田村麻呂の墓

  • 同会が坂ノ上田村麻呂公園の清掃を行うようになったのは4年前。30年以上、同公園を掃除していた「坂上田村麻呂愛護会」の会員の高齢化に伴い、活動を引き継ぎました

不思議な石、人を切らない刀…、練られた設定にも注目を

背景となるストーリーも考案。同公園の清掃中、不思議な石を拾ったメンバーが、Marrowに変身したという設定です。

「地域の平和を願って戦う、心優しいヒーローです。手に持つ刀は相手を切るものではありません。『ジョーカ(浄化)!』と決めぜりふを言いながら刀を振るい、人の心に巣食う悪を断ち切ります」

その正体は、「秘密です(笑)」と兒子さん。Marrowは「勧修学区だけではなく、いずれは山科、そして京都を代表するヒーローになれたら」と話してくれました。

7月22日(土)午後5時から、京都市立勧修小学校(山科区勧修寺東栗栖野町42)で開催される「勧修夏祭り」に登場。今後は、勧修学区を中心としたイベントなどで出会えます。

活動情報は同会のフェイスブック(https://www.facebook.com/勧修おやじの会-922579267799261)で紹介。問い合わせは兒子さん=携帯電話:090(3629)2525=へ。

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