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子どもが主役の遊び場イベント「うさぎはらっぱであそぼうよ」

子どもたちのやりたい遊びを、思いっきり自由にできる場をつくろうと活動している「宇治に冒険遊び場つくろう会」。昨年から始めた遊び場をつくり開放するイベント「うさぎはらっぱであそぼうよ」は、大人子ども合わせて100人以上が集まるほどの人気です。代表の島田礼子さんに、活動にかける思いを聞きました。


(上)ときにはほかの子の親がわが子の相手をしてくれたり、しかったり
(下)野外という開放感もあるのか、子どもたちはみんないい笑顔!

網を持って虫取りをする子や、ロープに上ってはしゃぐ子、ダンボールで秘密基地を作る子。同会が主催する「うさぎはらっぱであそぼうよ」の活動では、会場の自然豊かな莵道(とどう)公園に、木や布、ダンボールや工具など、遊びを引き出す素材と道具を配置するだけ。

「あとは大人が見守る中、子どもが自分たちの責任で自由に遊ぶのです。活発な遊びも静かな遊びも、みんなが思い思いにやりたいことを見つけられる場を目指しています」と話す島田さん。

とはいえ、子どもは危ない、汚い、うるさいことが大好き。記者も子を持つ親として心配なのが、けがです。「以前、私がそうだったのですが、子どもが何かに挑戦しようとする際、危ないからとやめさせてしまったり、道具があれば“こんなふうに遊んでみたら”とつい誘導してしまったり。でも、危ないことも初めてのことも、自分で気を付けて遊ぶからこそ面白い。子どもをのびのびと遊ばせるには、実は大人の意識の在り方も大切だと、私自身この活動を通して感じました」

確かに、水遊びは服が汚れるからとあきらめさせたり…、記者にも思い当たることが。「ドキドキしながらも、親が見守ることに徹すると、子どもって意外と自分でやれそうなことを選んでやっているんですよね(笑)」



いつでも誰でも自由に!目指すは、常設の遊び場

子どもも大人も一緒に楽しんで。子どもが遊びに夢中になっている間、大人はゆっくりすることもできるのがいいですね

島田さんの普段の仕事は臨床心理士。スクールカウンセラーとして子どもに接する中で、気持ちの面で弱い子どもが増えたと感じていたそう。また自身も2人の娘がいる子育て中の親であり、安心して子どもを送り出せる遊び場がないなど、日々、子どもの遊びに対する危機感が強まっていたときに、東京に本部を持つNPO法人「日本冒険遊び場づくり協会」と出合いました。

子どもを自由に遊ばせられる場が全国200カ所以上に展開されている中で、島田さんも「宇治にそんな場所をつくりたい!」と発起。2008年冬から活動を始めました。「今、遊び場をつくれるのは年に数回のみですが、将来的には、行政などのサポートを得て、広々とした場を常設できればいいですね。中高生になっても戻ってこられるような居場所をつくるのが目標です」

次回の冒険遊び場は、12月25日(土)・26日(日)午前10時~午後4時、莵道公園(宇治市羽戸山2丁目1-79)にて。入場無料、予約不要、年齢制限なし。

問い合わせは、代表の島田礼子さん=uji.asobiba@gmail.com=へ。
ブログ=http://ameblo.jp/uji-usagiharappa/=もあり。

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