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街中で野鳥観察!冬鳥に会いに、鴨川へ行こう

寒~いこの季節、鴨川には多くの鳥たちがやってきます。野鳥観察会に参加して、いつもとは違う視点から、身近な鴨川を眺めてみませんか? ※いずれのイベントも、双眼鏡のある人は持参を。ない人も参加できます


鳥たちの暮らしから学ぶ、環境のこと
「鴨川に暮らす鳥 飛来する鳥 観察会」環境市民

西台律子さん

NPO法人「環境市民」が主催する「環境問題入門講座 野の塾」。環境問題などについてわかりやすく学べる、多彩な企画が催されています。
その一つとして、2月には「鴨川に暮らす鳥
飛来する鳥 観察会」を実施。当日、講師を務める西台律子さん(日本鳥類保護連盟専門委員、日本鳥学会員)に、鴨川での野鳥観察の魅力について聞きました。



約120種の鳥が来るパラダイスの魅力とは

「もう20年近く、鴨川での観察が日課になっています」という西台さん。その間、絶滅危惧(きぐ)種を含む約120種の鳥を確認したと言います。
都会の川に、そんなにたくさんの鳥が来るなんてスゴイ! 鴨川はよっぽど魅力的なんですね。
「鳥たちが暮らしやすい条件がそろっていますからね。川幅が広く、中州があるから、犬や猫、イタチなどの外敵に襲われにくい。水深が浅いこともポイント。浅瀬には水生昆虫が多く、魚が水面近くを泳ぐので、えさが取りやすいんです。琵琶湖で眠るユリカモメは、えさを食べるために、鴨川に〝出勤〟してくるほど。それに、下水整備により、鴨川には生活排水が流れ込まなくなったため、カモのえさとなる水草がよく育つんです」
鳥たちにとってのパラダイスである鴨川は、野鳥観察の初心者にもおすすめの場所だとか。
「水鳥などの肉眼で見られる大きな鳥が多く、美しいブルーの羽を持つカワセミなど、きれいな鳥もよく来るので、見ていて楽しい!」
─しかし、当日は、鳥の観察からもう一歩進んで、生物多様性の大切さや温暖化がもたらす影響に関する話も聞けます。
「最近、鴨川の鳥にも変化が見られます。昔は見かけなかった鳥が飛んできたり、冬になると暖かい国へと飛び立っていた鳥が、そのまま越冬していたり。温暖化の影響でしょうか。“珍しい鳥が来た”と喜んでばかりはいられないですね」
かわいい鳥たちの姿を見ながら話を聞けば、環境問題がぐっと身近に感じられそうですね。


〈日時〉2月27日(日)午前10時~午後0時30分ごろ ※小雨決行 
〈場所・内容〉出町柳の鴨川三角州公園を出発後、鴨川沿いに丸太町橋・二条大橋の付近一帯を歩きます(雨天時には変更の場合あり)
〈対象年齢〉小学生以上 ※小学生は保護者同伴で参加を
〈参加費〉一般800円。環境市民会員・大学生以下は500円 
〈申し込み方法〉電話・メール・ファクスのいずれかで受け付け。
(1)氏名(2)年齢(3)電話番号(4)ファクス番号(5)メールアドレスを知らせて。メール・ファクスで申し込む場合は、件名を「野鳥観察会」に。
TEL:075(211)3521(月~金、午前10時~午後6時)
FAX:075(211)3531
Mail:life@kankyoshimin.org


ほかにこんな観察会もあります

「鴨川平日探鳥会」京都野鳥の会

年数回行われる「鴨川平日探鳥会」。カモ、カワセミ、セキレイ…など、この季節、20種類以上いるといわれる鴨川にやってくる鳥たちを探します。
〈日時〉2月24日(木)午前9時~正午ごろ
〈場所・内容〉9時に鴨川七条大橋東北集合。丸太町橋まで約4km歩きます
〈参加費〉無料。なるべく事前申し込みを。当日参加も可
〈申し込み・問い合わせ〉京都野鳥の会・清水さん
TEL:075(861)6815
http://www2u.biglobe.ne.jp/~yachou/

「鴨川リレー探鳥会」日本野鳥の会京都

毎月1回行われる「鴨川リレー探鳥会」では、鴨川源流~桂川の合流地点を数回に分けて探索。1・2月のコースは、山に近いエリアなので、山に住む鳥たちの姿を見られるかも。
〈日時〉【1】1月30日(日)午前10時~正午ごろ【2】2月27日(日)午前10時~正午ごろ
〈場所・内容〉【1】午前10時に叡電「八瀬比叡山口」駅改札口集合。花園橋まで歩きながら、高野川のカワガラスなどを探します【2】午前10時に叡電「宝ヶ池」駅改札口集合。花園橋~高野橋でバードウオッチング
〈参加費〉200円 ※中学生以下、身障者は無料。事前予約不要
〈問い合わせ〉日本野鳥の会京都事務所=TEL:075(873)0660
http://www.mmjp.or.jp/WBSJ-Kyoto/

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