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時代びなを見に行こう 〜時を経ても愛らしさは変わらずに〜

ひな人形飾りが始まったのは、平安時代のころといわれています。
今回は、長い時を経て今なお残る、みやびな時代びなに合いに行ける展覧会を紹介します。



江戸から現代まで 姿、形の変遷が一目瞭然(りょうぜん)

博物館 さがの人形の家

4月3日(日)までの午前9時30分~午後5時、火休み
大人800円、中高生500円、小学生200円
右京区嵯峨鳥居本仏餉田町12(JR「嵯峨嵐山」駅北口から徒歩18分)、TEL:075(882)1421

「雛・ひな・ヒナ展」では、全部で20万点以上あるというコレクションの中から、江戸から昭和にかけて作られたさまざまなひな人形を展示。ひな人形の最も古い形といわれる立ちびなや、公家の当時の着物姿を忠実に復元してある有職(ゆうそく)びななどが並べられ、時代が変わるにつれて顔や着物も変化していく様がよく分かります。
常設展では、国指定の登録有形文化財として認められた御所人形、嵯峨人形、京都の伏見人形も見られます。

中国皇帝の上衣を用いて作られた享保びな。源氏物語を描いた華やかな金びょうぶも見ものです

王朝文化の香り漂う皇室ゆかりの人形たち

宝鏡寺

3月1日(火)~4月3日(日) 午前10時~午後4時(閉門)
高校生以上600円、小・中学生300円
上京区寺之内通堀川東入ル(市バス「堀川寺之内」停すぐ)、TEL:075(451)1550

宝鏡寺は御所ゆかりの人形を多数所蔵し、人形供養を受け付けていることから「人形の寺」として親しまれてきました。今回「王朝のひいな遊び―和宮御降嫁150年によせて」をテーマに展示されるのは、江戸時代に光格天皇から贈られたという有職びなやひな道具、優雅な御所文化の美を映し出す御所人形や貝合わせなど。
3月1日(火)午前11時~11時30分には、境内にて島原太夫の舞や和楽器などの演奏が奉納される「ひなまつりイベント」も開催されます。


人形展拝観料のみ必要。入場者多数の場合、入場が制限されることがあります

1833年に光格天皇から贈られた有職びな。装束などから、若夫婦をかたどったものといわれています

情緒ある和空間に勢ぞろい 古典のおひなさま

平野の家 わざ永々棟

2月25日(金)~4月3日(日)午前10時30分~午後4時、月休、ただし3月21日(祝・月)は開館、翌22日(火)が休館
大人1000円、大・高校生800円、小・中学生無料
北区北野東紅梅町11(市バス「衣笠校前」停から徒歩2分)、TEL:075(462)0014

高津古文化会館では今回、会場を「平野の家」に移して、ひな展「雛さまの饗宴―平野の家に集う古き雛人形」を開催します。
大正末期の木造建築を改修した和空間を舞台に、大きく見ごたえのある享保びなや、丸い顔に引目かぎ鼻の顔が特徴の次郎左衛門びな、御所御用達の典雅な立ちびななど、江戸時代のひな人形がズラリと並びます。蒔絵(まきえ)が施されたひな懐石やひな調度もそろい、現代とはまた一味違う古典のおひなさまを存分に楽しめる内容です。

江戸時代の享保年間に流行した大型の享保びなと、安産や魔よけのお守りの意味を持つ、犬張子

京の名所写真とともに 春を感じるひな祭り

水野克比古 町家写真館

2月27日(日)~3月6日(日)午前11時~午後5時
入場無料(会期中は予約不要)
上京区大宮通元誓願寺下ル(市バス「今出川大宮」停から徒歩2分)、TEL:075(431)5500

西陣にある写真家・水野克比古さんのフォトスペース「町家写真館」で開催されるのは、京の春をめでる企画展「町家で雛祭り」。
水野家に代々伝わる古今びな、御殿びな、知人や旧家の人から譲りうけ集まったという享保びな、立ちびな、それに京の桜や名所を撮影した写真が60点ほど展示されます。多彩な人形に春の京都を映し出した写真。趣のある町家で、一足早い春の息吹が感じられそうです。

昔の着せ替え人形の一種、市松さんやお道具類など、全部で100点あまりを展示

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