またどこかで役立てたい 広がれ!洋服リサイクルの輪

あのブランドでもこんなリサイクルが

この数年、自社製品を回収し、リサイクルを行うメーカーなどが増えています。
現在、回収を実施中のところを紹介します。

ワコール/「2011ワコール ブラ・リサイクル」

ワコールの専用回収袋「ブラ・リサイクルバッグ」。1袋にブラジャーが6枚ほど入ります

〈対象商品〉
ワコール製品またはワコールグループの店舗で販売されていたブラジャー
〈回収場所〉
京都髙島屋婦人肌着売場、藤井大丸3階ウンナナクール、同4階スビート、ラクエ四条烏丸店3階デューブルベなどの直営店ほか、全国約800店舗
〈回収方法〉
①ブラ回収実施店舗で、「ブラ・リサイクルバッグ」(写真右)を受け取る
②ブラジャーを入れて封をし、回収実施店舗へ持参。販売員に渡す
〈回収期間〉
4月22日(金)の「アースデイ」まで
〈回収された商品は?〉
袋は開封されない状態で、石炭に比べCO2排出量が約30%少ないといわれる「産業用固形燃料(RPF)」にリサイクル
http://www.wacoal.jp/
ユニクロ/「全商品リサイクル活動」
〈対象商品〉
ユニクロで販売したすべての商品
※靴下・下着なども対象となります  ※持参する際には、事前に洗濯を
※ぬれたままのもの、汚れが激しいものは不可
〈回収場所〉
全国のユニクロ店舗
〈回収期間〉
随時
〈回収された商品は?〉
もう着られないものは、断熱材・工業用繊維にリサイクル。まだ着られるものは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)などを通じて、世界各国の難民・避難民へ寄贈されます
http://www.uniqlo.com/jp/
トリンプ/「ブラジャーリサイクルキャンペーン」
〈対象商品〉
トリンプ製品ではないものも含む、すべてのブラジャー
〈回収場所〉
大丸京都店婦人肌着売場、京都髙島屋婦人肌着売場、アル・プラザ醍醐ほか、全国約500店舗
〈回収方法〉
①回収実施店舗で、回収袋(ブラジャー3〜5枚が入ります)を受け取る
②ブラジャーを入れて封をし、回収実施店舗へ持参
〈回収期間〉
5月31日(火)まで
〈回収された商品は?〉
ブラジャーの金属部分を取り除いた後、RPFにリサイクル。回収袋1点につき10円をトリンプが負担し、東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付
http://www.triumph.com

不要な衣類を引き取り・販売/エコ・ポート長谷山「リサイクル工房」

上)女性向けの服のほか、子ども服やスーツも。これらが全部1点100円!(着物は500円) 下)取材の日は、着物を洋服にリフォームする教室が

城陽市にある「エコ・ポート長谷山」は、宇治市・城陽市など3市3町が作った「城南衛生管理組合」が運営するリサイクルのための施設。

その入り口を入ってすぐ、施設内の「リサイクル工房」には、洋服や着物がズラリ! ここでは、不要な衣服を無料で引き取り、それらを随時展示。欲しい人には、洋服1点につき100円、着物1点につき500円のリサイクル料と引き換えに譲渡しています。

「衣類を持ち込む際には事前に洗濯をお願いしていますが、一部汚れが取れていないものは、リサイクル工房主催の手作り教室の素材として使っています」とスタッフの細谷登代子さん。どんな服も、無駄なく利用されています!

衣類の持ち込みは随時受け付け。自宅への出張回収も行っているそう(要予約)。


不要な衣類の持ち込み、自宅への出張回収は、宇治市・城陽市・八幡市・久御山町・宇治田原町・井手町在住の人に限っています。ただし、同施設で展示されている洋服・着物の譲渡コーナーや、手作り教室(要予約)の参加は誰でも可能です

城陽市富野長谷山1-270
TEL:0774(56)5556
http://www.jyonaneikan.jp
午前10時〜午後4時、水・木曜休館

東北地方で被災した人に愛着ある服を“プレゼント”として…

3月11日に起こった東日本大震災。寒さの残る被災地へ、衣服を支援物資として届けたいと思った人は多いのでは? 神戸のNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」(略称HANDS)では、新品でない衣類も支援物資の対象とし、提供を呼びかけていました。

「阪神淡路大震災が起こったのは真冬でしたが、全国から中古の衣類もたくさん送られてきたため、寒さに凍えた被災者はほとんどいませんでした。その経験を生かしたかったのです」と代表の堀内正美さん。

新品でない衣類も対象とすると、傷んだ服なども届き、かえって被災者に不快な思いをさせることにはならないでしょうか? そこで、HANDSでは、物資を「大切なともだちへのプレゼント」と位置づけ、提供者には、自分の服のほか、現地で役立ちそうな日用品なども一緒に袋詰めすること、その荷物に、手紙を必ず添えることを呼びかけました。

「物資を送ることはあくまで手段。家を失い、手紙が届かなくなった人たちに、やさしさのこもった手紙を届けたいんです」と堀内さん。

この取り組み、呼びかけて一週間ほどで3000以上の荷物が集まり、受け付けは終了。今後は、被災した子どもたちのケアに取り組んでいくそうです。

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