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フランス生まれのガレット 京都にも続々と

そば粉を使ったクレープのような生地に、いろいろな具材をのせたり、包んだり・・・。さまざまなバリエーションが楽しめるフランスの郷土料理、ガレット。食事に、おやつにと、京都でも個性豊かなガレットが登場していますよ。

バリエーションは30種以上。

SOBA Café さらざん

左)「りんごのシュクレ」(650円)。パリッとした生地に、スパイスで味付けしたリンゴとクリーミーなアイスの味わいがぴったり
右)町家を改装した同店は、昨年9月にオープン

しっとり、もっちり、かりっ。これらの食感をすべて楽しめるように、高温の鉄板で焼き上げた薄い生地が特徴の「SOBA Café さらざん」のガレット。国内産のそば粉を数種ブレンドしていて、「そばの味が濃い」と評判なのだとか。「きのこポテト」など4種の具材に、「アンチョビ」「トマト」といった5つのソースをそれぞれ選んで組み合わせられるほか、週替わりのガレットやスイーツ系など30種類以上がスタンバイ。生地と具のベストマッチを追求してみて!

 

Shop data

SOBA Café さらざん

下京区烏丸通五条下ル二筋目西入ル
TEL:075(201)3848
午前11時~午後9時(LO8時30分)
水曜、第1・3木曜休み

ハム、卵、ポテトなどの具にトマトソースを組み合わせた「トマトグルマン」(950円)。サラダ、スープ、ドリンクのセット(土日祝除く午後2時まで)はプラス300円

ヨーロッパを巡るようなユニークメニュー

カフェ ショコラ 三条御幸町

スモークサーモンやキノコのソテーなどが入った「ノルウェー」(960円)。プラス600円でスープ、サラダ、ドリンク付きに。プラス800円でシードルとサラダが付きます

「カフェ ショコラ 三条御幸町」には、「ブルターニュ」や「マルセイユ」など、ヨーロッパにちなんだユニークなガレットが。それぞれメニュー名をイメージした具材が入っているから、ちょっぴり旅気分を味わえるかも!? 香り高い外国産のそば粉に、風味を添えるためにバターを練りこんだ生地はやや厚め。見た目以上に食べ応えがありますよ。

 

Shop data

カフェ ショコラ 三条御幸町

中京区三条通御幸町東入ル1928ビル 2階
TEL:075(211)2357
午前11時30分~午後11時(LO10時)
不定休

上)ローストチキン、サワークリーム、ホウレンソウ 、プチトマト、シュレッドチーズ、卵と、いろいろな味が楽しめる「パリジャン」(880円)
下)昭和初期に建てられたビルの2階。独特のレトロな雰囲気がすてきです

そば料理の専門店が作るスイーツ

よしむら 清水庵

よもぎ味のそばがきがトッピングされた「そばがきガレット」(840円)。ドリンクセットは1100円。お好みで抹茶みつと黒みつをかけても ※そばがきの味は季節によって変更あり

そば料理の専門店「嵐山よしむら」が、今年4月にオープンさせた「よしむら 清水庵」。ここでは、工房の石臼でひいた国産そば粉を使ったスイーツガレットを販売しています。ふっくらとした厚めの生地に、そばがきやそば味のババロアをトッピング。生地や具に見える茶色い粒は、そばの実をすりつぶしたものと、トコトンそば尽くし。そば料理を食べたあと、スイーツでもそばを…。そんなそばざんまいはいかが?

 

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よしむら 清水庵

東山区清水三年坂西四軒目
TEL:075(533)1212
午前11時~午後5時(LO)
無休

上)「そばのババロアガレット」(840円)。ババロアの中にもそば粉とそばの実を乾燥させてすりつぶしたものが入っています
下)大正時代に建築された日本家屋の大きな窓からは、東山の稜線を一望

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