買うも買わぬも工夫はいっぱい 子ども服どうしてる?

買うも買わぬも工夫はいっぱい
子ども服どうしてる?

ネットも活用しています

2人の男の子のシャツはネットで購入したものだそう

「お買い得商品がないか、毎日チェックしています」と話すのは、酒井布子さん(写真)。1歳・3歳・11歳の子どもの子育てで大忙しの酒井さんが“チェックしている”というのが携帯電話。インターネット機能を使って、ショッピングサイトを見ています。

「子どもが3人いるので、買い物に行くのも大変。その点、ネットはあちこち行かなくていいから楽ですね」。子どもを寝かしつけながら、ササッと見ることができるので、パソコンではなく携帯電話を愛用しているのだとか。「お出かけ着は現物を見て確かめますが、保育園用ならネットで見る写真で十分です」

10歳の娘がいるまつゆきさんは、「娘にはインターネットで、福袋の“おまかせ商品”を購入します」。届くまでのドキドキ感も楽しみですね。

インターネットオークションの利用者も。

「ブランド品も70%オフくらいで購入できます。良いものなので、長く着ることができます」(キヨ/0歳)

作れるものは、手作りで

右に写っているポンチョはおととし作ったもの。「寒いときに着てた」と真礼くん。うん、あったかそうです

着るものすべて、ではなく、作れるものは作っちゃおう!というハンドメードママも。

加藤恵美さん(写真)は、3歳の息子・真礼(まれ)くんのズボンやシャツを手作りしています。

「一番の理由は、親子でおそろいにできるから」と加藤さん。真礼くんが着ているシャツはパパとおそろいなんですよ。ちなみに、生地代は1000円ほど、集中すれば1日で作れるそう。

「最近は作る時間があまりありませんが、この冬はオーバーオールが完成するように頑張ります!」

また、1ページでコメントを紹介したアデリーさんは、簡単なスカートは手作り、トップスは購入と使い分けているのだそう。

リサイクルショップでリーズナブルに買い物

岡崎さんがよく行く子ども服専門のリサイクルショップ「ちいさくまえにならえ」で。岡崎さんのお母さんも、成珠ちゃんのために買い物に来ることがあるそう

7歳、4歳、1カ月の子どもがいるカエルマンさんもリサイクルショップへよく行くそう。目的は2つ。

「まずは、ブランド物を探しに。安く良いものを買えるという料金的なこともそうですが、リサイクル品だと思うと、気兼ねなくジャブジャブ洗濯ができるんです。実際、良いものだと洗濯をしても、そんなに傷みません」

そして、もう1点が「1点50円~100円くらいの、ホントに安い商品。汚したり枚数が必要な保育園用に買います。子どもたちは、すぐ汚しますから」。

撮影に協力してくれた岡崎玲子さんも、2歳の娘・成珠(なるみ)ちゃんの保育園用の服はだいたい、リサイクルショップで購入するそう。お目当ては、やはりブランド物。 「いい物が手ごろな値段で買えるのが魅力」とのことで、1カ月に1度はリサイクルショップ巡りをするのだとか。

保育園用には、ボタンやひもかざりなどがないTシャツや、シンプルなズボンを選びます(れいこ/2歳)
縫製がしっかりしていて、耐久性があるかどうかをチェック(KT)
2年は着ることができるサイズ! (KS/8歳)
子どもが一人で着ることができるもの(TT/5カ月・3歳)
長持ちしそうで、安い物。Tシャツなら、肩にボタンが付いているもの。首回りが伸びにくいらしい(OA/2歳)
子どもが好きな柄(サッカー)やキャラクターもの(なる造/6歳)
洗濯機で洗えるもの。夏物なら、綿100%か麻の通気性の良い服(HY/6歳・8歳)
一番は低価格(でぐじゅん/3歳・7歳)
長男用は動きやすくてかっこいいもの、長女用にはスカートにパンツが縫いこまれているタイプのもの(べあーちゃん/8歳・12歳)
着やすい、涼しい、汗を吸いやすいなど、質重視(TM/2歳・6歳)
同じサイズ表示でも、実際はメーカーによって大きさが異なるようです。上手に選ぶコツは?(yayuyo)
確かに、同じ120センチのシャツでも、肩幅の広さ、ウエストまわり、袖の筒回りなど、デザインによって大きさは異なります。ですので、選ぶ際には、試着をしていただくことが一番です。
子どもがいる友達から“トドラー”という言葉を耳にしました。これって、何ですか?(UT)
子ども服のサイズのことですが、実は定義はありません。メーカーや店舗によって異なりますが、一般的には、100~120センチをさすことが多いようです。 ※編集部注=「よちよち歩く」といった意味をもつ、「toddle(トドール)」という英語が語源だといわれています
子どもはすぐに大きくなります。服を買うときは、1サイズ大きい物を買おうか、ジャストサイズにしようか迷います(IA)
何を基準にするかは、その服のデザインによって変わります。まずは、肩幅やウエスト、腿(もも)など、基準にする部分を決めてください。そのうえで、子どもさんに着せてチェックを。基準とした部分が大きすぎると、動きにくいなど支障が出てくる場合があります。また、子どもさんの体つきや動作の特徴もありますので、やはり試着をすることが肝心です。

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