京都リビング新聞社の「リビングカルチャー倶楽部」が始まって21年。当初の4講座から、どんどん大きくなり、現在では約250講座を開講中です。手芸や美術、教養、運動、そして資格取得のためのものまでバラエティーに富んだ内容を用意しています。今回は、その中から3つの講座を紹介。みなさんも、新しいことにチャレンジをしたり、友達を作ったり、たくさんの“楽しい”に出合いませんか?
問い合わせは、カルチャー倶楽部=TEL:075(212)4728=へ。
リビングカルチャー倶楽部のスタート時から続いている「パッチワーク」。長年通っているベテランから最近始めた人まで“パッチワーク歴”はさまざまですが、各自のペースで作業を進めます。
この日作っていたのは、基本のデザインを織り交ぜたタペストリー。講師の杉江益子さんは一人ずつにアドバイスをしながらも、大事なポイントでは「みんなもちょっと見て」と説明を始めます。すると「フチはどうやって縫うの?」「アイロンのかけ方は?」と、受講生から質問がポンポン飛んできて、とてもにぎやか。
「おしゃべりをしたり、無心で針先を追ったり。ストレス解消にもなりますよ」(杉江さん)
「朝鮮・韓国歴史 よもやま話」の教室を訪ねると、“韓服”という民族衣装をまとった那羅々(ならら)さんの講義中。受講生たちは話に耳を傾けながら、メモをとったり、資料をチェックしています。
「ドラマの『イ・サン』で言うと…」と、那羅々さんが韓国ドラマを参考にして話すと、そのシーンが思い浮かぶようで、「うん、うん」とうなずいている人も。そんな生徒たちの熱い視線に押されてか、王族の衣装や有名な歌の話題など、話はちょっぴり脱線。でもそんなエピソードにも新しい発見があるようで、みなさん興味津々の様子でした。
朋舞花(ともまいか)さんが講師を務める「元タカラジェンヌが送る~トータルビューティーレッスン~」。
まずはバレエの基本を中心に体の内側の筋肉を鍛えます。朋さんのお手本を参考に、体を動かす受講生は真剣そのもの。優雅でしなやかなバレエの動きは、見た目以上に大変なようで、手先、顔の向き、姿勢…、朋さんが細かくチェックしてくれます。
後半は、アロマポットを置いて、ヨガを取り入れたストレッチリラクセーションタイム。心地よい香りに包まれながら体をほぐします。全身をしっかりクールダウンしてみなさんすっきりとした表情。「バレエとヨガ両方できて得した気分」との声も聞かれました。