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ママと子どもが過ごす「おやこのひ」

先月、JR「長岡京」駅西口にあるバンビオ1番館で始まった「おやこのひ」。
未就学児とお母さんが一緒に楽しめる企画が次々と開催されています。

(上)児童室は、乳幼児と未就学児、その保護者のためのスペース。他の来館者も、「おやこのひ」の様子を楽しそうに眺めていましたよ

(右)「子どもの体がすごく柔らかくてびっくり」(深川幸恵さん・左)、「家でも実践できそうです」(佐々木洋子さん・右)

「よかったら一緒にやりませんか?」
まだ肌寒い、2月のある昼下がり。バンビオ1番館に来館していた親子に声をかけていたのは、ヨガインストラクターで親子ヨガクラブ「Bang! Bang! Bambino(バン バン バンビーノ)」代表のEmiさん。

長岡京市の市民活動サポートセンターが主催する「おやこのひ」は、その名の通り“親子で参加する”催しで、地元の子育て支援団体が企画しています。

Emiさんは、子育てにヨガを取り入れるためにさまざまな活動を行っています

「赤ちゃんをあおむけに寝かせて、つま先を回してあげましょう」「次のポーズは、お母さんの肩こり解消におすすめですよ」と、お手本を示したり、時には歌に乗せて指導するEmiさん。最初は緊張していたお母さんと赤ちゃんたちですが、次第に体がほぐれ、笑顔も飛び出すようになりました。

「おやこのひ」の会場もユニーク。バンビオ1番館入り口横の、クッションマットを敷き詰めた、壁のない開放的な空間なんです。偶然、ここで息子の和志くんと遊んでいたので参加したという浦出ゆみさんは、「親子で体を動かすと楽しいですね」と話してくれました。

地元4団体が次々と企画

「おやこのひ」は、不定期開催で参加無料、予約は不要。「お母さんと子どもたちがふらっと寄って、気軽に参加できる場にしたいと思っています」と市民活動サポートセンターの冨岡友美さんは話します。

始まったきっかけは、同じく親子を対象に開かれていた「こどものひろば」というイベントが昨年終了したこと。「別の形であっても、子育て支援を続けたい」という思いを持っていた市民活動サポートセンターと同センターの登録団体との間で相談が重ねられ、「おやこのひ」が誕生したのだそう。

現在、英語の歌や絵本の読み聞かせをする「Curious Kids(キュリアス キッズ)」、リズム体操などを行う「おてんきクラブ」、3つの道具を使って体操をする「日本3B体操協会京都府支部」、そして親子ヨガの「Bang! Bang! Bambino」の4団体が企画を実施。バンビオ1番館内の中央生涯学習センターでそれぞれ活動しているため、その紹介も兼ねているのだとか。

今後の予定は、
3月11日(火)午前11時〜11時30分に「英語手遊び&洋書読み聞かせ」、
3月17日(月)午前10時30分〜11時30分に「赤ちゃん親子リズムの体験」、
3月19日(水)午後1時30分~2時に「親子ヨガ」を実施。
問い合わせは、市民活動サポートセンター=TEL:075(963)5505=へ。

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