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8月2日(土)、城陽市で「〜子どもからお年寄りまでをつなげるプロジェクト〜」開催 「地域をもっとよくしたい!」、地元住民の思いがイベントに

城陽市で「〜子どもからお年寄りまでをつなげるプロジェクト〜」開催

城陽のまちづくりに関心がある人たちの交流会「まちの木サロン」。定期的に開かれているこちらの集いで出会ったメンバーがイベントを企画、8月2日(土)の開催に向けて準備を進めています。当日は、「子どもからお年寄りまでみんなに楽しんでもらいたい」とさまざまな〝遊び〟の出展ブースが一堂に会するそうですよ。

「1人でも多くの人に参加してもらえるように頑張ります」とイベント成功に向けた意気込みを話してくれた実行委員長の増田㓛さん(前列右から3人目)

「子どもたちには、人と直接交流する遊びを通して心豊かに育ってもらいたい」と話すのは、3人の孫を持つ城陽市在住の増田㓛(いさお)さん。イベント「〜子どもからお年寄りまでをつなげるプロジェクト〜」の実行委員長です。

イベントを企画するきっかけとなったのが、城陽市市民活動支援センター主催の「まちの木サロン」。「城陽の良いところを掘り起こすために意見を出し合ったところ、子育てやお年寄りにやさしい街だという声が多く寄せられました。そこで、そんなやさしい地域の人に支えられているということをもっと子どもたちに気づいてもらいたいという意見が出たんです」とイベント事務局を担当する城陽市市民活動支援センターの運営スタッフ・奥田奈々美さん。

「そのためにも子どもたちに地域の大人と交流できるようなイベントができないか」と増田さんが提案したところ、メンバーが賛同。イベントづくりに挑戦しようと今年4月に実行委員会が発足しました。

こま回しや落書きなど合計16ブースが出展

記者が取材に訪れた日は、実行委員会によるミーティング。作業の中心はチラシづくりで、内容の最終チェックをみんなで行いました。

この「〜子どもからお年寄りまでをつなげるプロジェクト〜」には合計16ブースが出展。出展者や当日のボランティアとして個人を含む33団体が携わっているのだとか。

協力者の多さに驚いていると、「実行委員会のメンバーは、まちづくりや市民活動に興味がある人ばかりなので知り合いも多いんですよ。こんなことができる人を知ってるよ、こんなことができるよという声があっという間に挙がってきたんです。その中でテーマに合うものを精査していきました」と奥田さん。

「ブースには落書きコーナーも。最近は落書きができる機会も少ないと思うので、ぜひ、小学校低学年くらいまでの子どもたちに参加してもらい、思いっきり絵を描いて遊んでもらいたいですね」と増田さん。「伝承遊びコーナーでは、こま回しやけん玉など昔懐かしい遊びもたくさん用意しています。大人用に、簡単ラッピングを教えるコーナーもありますよ」

子どもから大人までさまざまな“遊び”を一度に体験できる1日になりそうですね。

イベント当日、参加者に作ってもらううちわを試作。ホタルが光る仕掛けもあるんですよ

途中でティータイムもあり、和やかな雰囲気の中、打ち合わせが行われていました

「〜子どもからお年寄りまでをつなげるプロジェクト〜」
日時 8月2日(土)午前11時30分〜午後4時
会場 文化パルク城陽 地下1階市民プラザ=城陽市寺田今堀1(近鉄「寺田」駅から徒歩約10分)、TEL:0774(55)1010
内容
  • ステージコーナー(環境紙芝居、南京玉すだれ、奥一樹マジックショー、パネルシアターたんぽぽ、人形劇、3A体操、シンケンバンド)
  • おしゃべりコーナー(京都成年後見支援センター、お父さんのひとり言、はっぴぃすまいる、城陽市介護者の会)
  • 飲食コーナー(おにぎり3種、きむらのパン/コーヒー)
  • 工作コーナー(簡単ラッピング、科学教室、竹かご作り、紙ずもう、のぼり人形)※先着順、材料がなくなり次第終了
  • 遊びコーナー(らくがき〜大きな紙に書こう〜、似顔絵、ビッグジェンガ、カードゲーム)
  • 伝承遊びコーナー(こま回し、ベーゴマ、けん玉、おりがみ)
  • 体験コーナー(自転車発電で綿菓子を作ろう)※先着順。抽選の場合あり
参加費 無料(一部有料ブースあり)

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