寒い日、体も心も温めてくれるホットワイン。店ごとに風味が異なるので、飲み比べてみるのも楽しいものです。料理やスイーツとともに、冬ならではの味わいをどうぞ。
ホットワイン1100円~、ホットドック(ポテト付き)800円
表面にはフワフワの泡。これは薄皮ごとミキサーにかけて作るオレンジの果汁だそう。このジュースと赤ワイン、数種のリキュールを合わせたカクテルがこちらのホットワイン。湯せんでゆっくり温め、まろやかな味わいに仕上げています。おつまみ系のほか、ハーブが香るソーセージを挟んだホットドックのような食事と一緒にいかが。
ホットワインは600円。タルトは500円~(フルーツは季節により変更、写真は洋ナシ)
まるで紅茶のようにカップに入って出されるホットワイン。ワインは、レモンとオレンジの皮と果実、クローブやシナモンなどの香辛料、そしてフランス産の砂糖を入れて味と香りを付けています。フルーティーな味わいのこのワインに合うのが、発酵バターのコクのある風味が特徴のフルーツタルト。食事の最後にもおすすめです。
ホットワイン(670円)。ズリヴァンカ(540円)はカフェとディナータイムにのみオーダー可能
白ワインで作るホットワインを出しているのはスロヴェニア料理店。カルダモンなどの5種類のスパイスと三温糖を使っていて、スパイシーな香りとコクのある甘みがきいています。もっちりとしたそば粉の生地に、玉ネギとカッテージチーズを乗せた「ズリヴァンカ」は、甘いホットワインとの相性が良い一品です。
ホットサングリア(540円)とエンパナディージャ(280円)
スペイン料理店でおなじみのサングリアもホットで。シナモン、オレンジ、リンゴを赤ワインにつけて作った、ほんのり甘い自家製サングリアを温めて、グラスに注いでからレモンとクローブをプラス。さわやかな香り漂う1杯です。「エンパナディージャ」(豚肉とピーマンのミニパイ)といった軽いおつまみと味わうのもいいですね。