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生活力アップに向けて子どもが初チャレンジ

身の回りのことを1人でできるようになるために必要な〝生活力〟。成長に伴い、身に付けていく力の一つです。今回は、そんな生活力がアップするような、子どもたちにとっての初チャレンジに密着! 社会の利便性が高まる中、体験する機会が減ってきていることに挑戦してもらいます。経験を通して、ステップアップできましたよ。

〝対面式の店で買い物をする〟挑戦

緊張したけれど、ほしい物を伝えられました

商品を自分で手に取り、レジで会計をするスーパーマーケットとは違い、店員との会話が自然と生まれる対面式の店。やり取りを通して、コミュニケーション力も高まりそうですね。

小学2年生の野口樹生(いつき)くんが訪れたのは、宇治市の御蔵山商店街にある「向出豆腐店」。「お母さんと来たことがあるけれど、1人で買い物をするのは初めて」と話す樹生くんを「いらっしゃい」と出迎えたのは、向出孝一さん。緊張気味の樹生くんでしたが、「こんにちは」と返せました。

「おぼろ豆腐か絹ごし豆腐」「お揚げ」と書かれたメモを見て「おぼろ豆腐はありますか」と聞くと、「売り切れちゃったんです。絹ごし豆腐か木綿豆腐ならありますよ」と返答が。それならと、第2候補の絹ごし豆腐を買うことにします。

続けて〝お揚げ〟を買おうとしたところで、「油揚げ…、あれ、厚揚げ?」と迷う樹生くん。「お揚げは油揚げのことじゃないかな」と向出さんがフォローします。油揚げを1枚取り出す向出さんに、樹生くんも「それで大丈夫」。最後に会計をし、買い物終了です。

「小さい子が頑張って1人で買いに来てくれるとうれしくなりますね」と向出さん。樹生くんも「緊張したけれど、ちゃんと買えて良かった」と話していました。

〝切符を買って電車に乗る〟挑戦

子ども用の切符を買うには、ボタンを押さないと

小学3年生の北條美玲さんは、地下鉄「鞍馬口」駅から「北大路」駅まで行くことに。最近はICカードで乗車する人も多いですが、今回は切符を買って電車に乗ることに挑戦します。

「お母さんが切符を買うのを見たことがあります」と言う美玲さん。迷わず券売機の前へと進みます。運賃も、券売機の上の案内図に書かれていることを知っていたよう。ちょうど見上げた位置に、目的地の「北大路」駅の文字がありました。

「運賃は110円みたい」とお金を取り出し、画面の「きっぷ」の文字をタッチ。ところが、〝110円〟の表記が見当たりません。ここで、「110円は子ども料金だ」と美玲さん。「お母さんは別なボタンも押してた気がする」と思い出します。券売機を見渡し、子どもマークのボタンを発見。「これじゃないかな」と押すと、〝110円〟が表示されました。

切符を買ったら、いよいよ乗車。両親と電車に乗るときは「四条」駅や「京都」駅に行くことが多いそうで、「そのときは『北大路』駅は通らないから、逆方面だよね」と、国際会館方面行きの乗り場で電車を待ちます。

到着を知らせるメロディーが鳴ると、「来た!」と笑顔に。車内のいすに座って数分後、「北大路」駅に着きました。

「おばあちゃんが住む富山県にも、電車で行きたい」と、次の挑戦に向けて意気込みます。

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