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真夏にぴったり、この一品

毎日、暑~い! 食欲が落ちたり、キッチンに立つのがおっくうになったりしがちですよね。今回はそんな夏にぴったりの一品を紹介。食材や見た目、作り方をひと工夫した4品を料理研究家に教えてもらいました。

健康

具材たっぷり!夏バテ防止の朝ごはんに「バインミー風アジのサンドイッチ」

パリっと香ばしいフランスパンに、野菜やハム、パテなどの具材をたっぷりはさんだ、ベトナムのファストフード「バインミー」。こちらをイメージしたサンドイッチを、魚料理の教室を主宰する森貴子さんに教えてもらいました。

メインの具材は、夏に多く出回るアジ。タウリンやDHAといった栄養が取れることで知られ、貧血の予防や脳の働きの活性化に効果があるビタミンB12も多く含まれているのだとか。

「夏バテ予防にも効果的です。朝ごはんにどうぞ。さまざまな食材を一度にいただけるのも魅力ですね」と森さん。トウモロコシやトマトといった旬のものをとれるのも、〝健康〟にうれしいポイントです。

●材料(2人分)

  • バゲット…1本
  • ニンジンのナンプラーあえ(A参照)…適量
  • アジ(三枚おろしの身の部分)…1匹分
  • トウモロコシ…1/2本
  • トマト…1/2個
  • レッドオニオン…1/4個
  • 塩、こしょう、小麦粉、サラダ油、マヨネーズ、バター…各適量
  • ミント、パクチー、ピーナツ…各適量

ニンジンのナンプラーあえ(作りやすい分量)

A

  • ニンジン、ダイコン…各60g
  • 塩…ひとつまみ
  • ナンプラー、酢…各大さじ1
  • 砂糖…大さじ1/2

作り方

  1. ニンジンのナンプラーあえを作る。Aのニンジンとダイコンを千切りにして塩を振りかけてもみ、しぼって水分を抜く。ナンプラー、酢、砂糖を混ぜ合わせたものとあえる
  2. アジは塩、こしょうでしっかりと味付けし、小麦粉をまぶす。サラダ油をひいたフライパンで、こんがりとした焼き色がつくようソテーする
  3. トウモロコシは塩少々を加えた熱湯でゆでる。包丁で削るようにして芯から粒を外し、マヨネーズであえる
  4. トマトは薄切りにする
  5. レッドオニオンはスライスし、水にさらしておく
  6. ⑥‌バゲットは半分にカット。具材をはさむための切り込みを入れ、切り口にバターを塗る
  7. ⑦‌水気をきった❺を並べ、その上に❹、❶、❷、❸を順に重ねる
  8. ミントとパクチーをのせ、砕いたピーナツをかける

アジのソテーは熱々でも、冷ましても

トウモロコシは冷凍や缶詰でもOK

食材

色鮮やかな果物、野菜の取り合わせが華やか「タコとトロピカルフルーツのマリネ」

彩り鮮やかなトロピカルフルーツが活躍! 爽やかなレモンハニードレッシングで味わう、夏ならではの華やかなマリネを作りましょう。

「トロピカルフルーツと組み合わせるのはタコ。シーフードと旬のフルーツは相性がいいんです」(森さん)

フルーツや野菜は手に入るもの、好きなものでアレンジしてもOK。

「リンゴとセロリなども合います。いろいろな組み合わせを楽しんでみてください」

●材料(4人分)

  • タコ(ゆでたもの)…140g
  • スイカ、パイナップル、マンゴー、トマト…各70g
  • キュウリ…1/2本
  • バジル…適量

A

  • レモン汁、ワインビネガー…各大さじ1
  • ハチミツ、粒マスタード…各大さじ1/2
  • オリーブオイル…大さじ3
  • 塩、こしょう…各適量

作り方

  1. タコは一口大に斜めにカット
  2. スイカ、パイナップル、マンゴー、トマト、キュウリは一口大に切る
  3. Aをボウルで混ぜ、レモンハニードレッシングを作る
  4. 食べる直前に、❶❷を❸であえる。器に盛り、バジルを添える

器に盛ってから、好みで塩・こしょうを振って

先生
教えてくれたのは
Takako Mori Fish&Vegetables Cooking Class
森貴子さん

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