子どもたちを見守り、はぐぐむ地域の大人たち



親子でふれあい、笑いあえる時間を

山本敬子さん

子育て支援〈京都市〉

一緒に歌う童謡や唱歌は、四季に合わせて用意。「昔の歌の美しい日本語も、若い方々に伝えたいですね」

「一人で子育てをしているお母さんが煮詰まらないように」。この会が親同士のコミュニケーションの場にもなっています

「みなさん、こんにちは! 楽しく遊びましょうね」

紫野児童館で開催された北図書館主催の「赤ちゃん絵本読み聞かせ」。担当するのは子育てボランティア「さくら会」の杉本道代さんと、山本敬子さんです。

触れ合い遊びでは、山本さんのわらべ歌に合わせてお母さんが赤ちゃんを〝高い高い〟したり、ぎゅっと抱きしめたり。子どもとのスキンシップを楽しんでいました。

結婚前は幼稚園に勤務していた山本さん。出産後、「こどもみらい館」でのボランティアを経て、「さくら会」のメンバーとなりました。子育て支援の活動を続けて約20年。

「今は、忙しいお母さんが増えました。でも、子どもを抱きしめてあげられるのはわずかな間。いっぱい触れ合って、親子が笑顔でいられる時間をたくさん持てるようにと願っています」

会が終わった後も、母親同士でおしゃべりの花が咲き、児童館は和やかな雰囲気に包まれていました。

さくら会

京都市「こどもみらい館」のボランティア1期生を中心に結成。現在は京都市の児童館や図書館などで、絵本読み聞かせや触れ合い遊びなど子育て支援を行っています。
〈問い合わせ〉
TEL:075(741)3780=同会代表/亀山さん、TEL:075(593)0367=杉本さん

自分ごととして『はぐくみ憲章』が伝わるように

O.Tさん

地域での啓発活動〈右京区〉

「京都はぐくみ憲章」の旗の前で決めポーズを披露する〝はぐくみ憲章マン〟。「シャキーン!」

この日は、今秋開催の「右京区民ふれあいフェスティバル」で発表する寸劇をメンバーとともに練習中。初回ながらみんな迫真の演技です

ゴールドの全身スーツにサングラスで登場したのは、「京都はぐくみ憲章」(左記参照)を広めるため右京区で日夜活動している〝はぐくみ憲章マン〟! まち全体で子どもを育てる環境づくりを目指す「右京区はぐくみネットワーク実行委員会」の一員として、地域のイベントなどで寸劇を披露しています。

世を忍ぶ仮の姿(?)は、右京区に住むO.Tさん。普段は地域の少年補導や、保護司として罪を犯した少年たちの立ち直りの支援も行っています。

それにしても、ヒーローの活躍する寸劇という形で「京都はぐくみ憲章」の大切さを伝えようと思ったのはどうしてなのでしょうか。

「見る人に憲章を身近に感じてほしい。劇の内容も、子育て中の人なら『あるある!』と思えるものにしています」とO.Tさん。「そしてまず、自分たちが楽しむこと」。劇の練習中も、笑いの絶えないメンバーたちでした。

右京区はぐくみネットワーク実行委員会

「京都はぐくみネットワーク」の中の行政区団体のひとつ。「右京区民ふれあいフェスティバル」をはじめ、親子を対象としたイベントなどで寸劇を披露し、「京都はぐくみ憲章」の大切さを広めています。
〈問い合わせ〉
TEL:075(251)0457=京都はぐくみネットワーク事務局(京都市子ども若者はぐくみ局 はぐくみ創造推進室内)

子どもを地域ぐるみで育てる活動
「京都はぐくみネットワーク」

「京都はぐくみ憲章」の
ロゴマーク

京都市内の123の団体と13の行政区実行委員会でつくる「京都はぐくみネットワーク」。平成19年に市が制定した「京都はぐくみ憲章」の理念のもと、子ども・若者の応援団として、各団体や地域ごとでさまざまな活動を実施中。京都リビング新聞社もその一員です。

詳しくは下記ホームページへ。
http://hagukumi2525.kyoto.jp/

〈京都はぐくみ憲章〉6つの行動理念
子どもの存在を尊重し、かけがえのない命を守ります。
子どもから信頼され、模範となる行動に努めます。
子どもを育む喜びを感じ、親も育ち学べる取組を進めます。
子どもが安らぎ育つ、家庭の生活習慣と家族の絆(きずな)を大切にします。
子どもを見守り、人と人が支え合う地域のつながりを広げます。
子どもを育む自然の恵みを大切にし、社会の環境づくりを優先します。

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