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連休に行きたい 府内の町おこしグルメ&スポット

連休に行きたい
府内の町おこしグルメ&スポット

町の人に愛され、町を盛り上げるご当地グルメの数々。京都にも、もちろんあります。そこで、ゴールデンウイークに、ちょっと足を延ばしてプチ旅気分で訪ねたい、京都府下の町おこしグルメ&スポットをご紹介。家族でどうぞ。



和束 昔ながらの和束茶と茶畑を満喫 和束町内4地域の茶畑が、京都府景観資産登録地域に指定され、写真奥に見えるのがそのひとつ「釜塚の茶畑」

和束町内4地域の茶畑が、京都府景観資産登録地域に指定され、写真奥に見えるのがそのひとつ「釜塚の茶畑」

地図

「和束は“わづか”と読みます。間違われることが多くて」と話すのは、和束町雇用促進協議会の木村宣さん。京都府の南部に位置する和束町は、宇治茶(煎茶)の主産地で、山の斜面を縫うように茶畑が広がる風光明媚(めいび)なところです。

「知名度も何もないけど、ここにはすばらしい和束茶がある」と、5年ほど前から、地元の女性で結成された「恋茶グループ」を中心に和束茶ブランドの特産品が開発されています。つくだ煮やふりかけ、クッキーなどさまざまで、茶畑の一角にある「和束茶カフェ」(和束町白栖大狭間35)に並んでいます。ほかに茶農家が自前で製茶した“荒茶”が試飲できたり、観光やイベント情報も入手できるから、便利。また、4月にオープンの「天空カフェ」(和束運動公園内)も、茶畑や町を一望するロケーションにあり、名所になりそう。

新茶が初市に出される時期、茶畑の間をその香りを堪能しながら、散歩するのも気持ちいい。

右から恋茶グループの荒木芳野さん、和束町雇用促進協議会の木村宣さん、和束茶カフェ担当の小西令子さん

ここで、町歩きのマップも手に入ります

町内にある中尾園茶舗の直営の茶房・竹の子では「抹茶ぜんざい」(600円)が人気。抹茶の中に、焼いたお餅と小豆が入っています

右から、茶葉を練り込んだ「3色クッキー」(300円)、煎茶・ほうじ茶・抹茶の「3色だんご」(250円)、山椒と茶葉を一緒に炊いた「お茶の佃煮」(500円)、奥は、香ばしくて子どもでも食べやすそうな「ソフトふりかけ」(350円)。いずれも地元の恋茶グループが開発・製造

問い合わせは和束茶カフェ運営協議会=TEL:0774(78)4180
http://www.wazuka-chagenkyo.jp

“舞鶴 発展系肉じゃが”続々登場中

海軍ゆかりの港めぐり遊覧船

「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」は、約30分かけて遊覧。舞鶴の海から造船所のドックや海上自衛隊の護衛艦などが間近で見られます。海上自衛隊OBによる船内ガイドも人気

運航=4~11月の土・日・祝とゴールデンウイーク期
①午前11時30分~②午後0時30分~③午後1時30分~(船内ガイドがない場合も)
乗り場=北吸赤れんが桟橋(赤れんが博物館横)
料金=大人1000円、小学生以下500円

舞鶴といえば、「肉じゃが発祥の地」として全国に知られた存在ですよね。そもそも、旧海軍の料理教科書に“甘煮”として掲載されていたレシピを発見し、元祖肉じゃがとして復元したのを機に、発祥の地宣言をしたのが95年。「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」の会長兼料理長を務める伊庭節子さんは、「宣言から17年、元祖肉じゃがは、舞鶴市民にとって大切なものと思ってもらえるようになりました」。

03年から発行されている「まいづる肉じゃがマップ」は、市民も愛用。肉じゃがをアレンジしたオムライスやピザ、バーガーをはじめ、クッキーやジェラートなどの変わり種も楽しめる、肉じゃが関連のお店が現在19軒紹介されています。同マップはJR西舞鶴駅(西駅交流センター)内の、まいづる観光ステーションなど市内各所に設置。

1個でも目の前で揚げてもらえるとあって、地元の高校生にも人気!
坂井精肉店/舞鶴市字浜429(七条通大門南)

細かくつぶした自家製肉じゃががパンの中に入っていて、お土産にも喜ばれるそう
ラセール/舞鶴市浜601(八条通四条東)

「呉(広島)とは肉じゃが元祖の地をめぐって楽しく闘争中(笑)。舞鶴ではこれからも、肉じゃが商品がもっと増えていきますよ」と伊庭節子さん

「まいづる肉じゃがマップ」や遊覧船についての
問い合わせは舞鶴観光協会=TEL:0773(75)8600
http://www.maizuru-kanko.net

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